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ご相談

10年以上前に神経を取ったのに歯が痛み出しました。

りかちゃん様47歳女性
神経は10年以上前に取られててありません。
その歯は銀歯が被せられてます。
しかし、3週間前から神経がない歯に微妙な痛みがあり近所の歯医者に行きました。
レントゲンを撮られて、もしかしたら根っこのとこが悪くなってるかもしれないと言われ、被せものを取りまた、新たに薬を入れる治療中です。
1本の神経はもう堅くなってどうしようもなく、後1本はどうにか柔らかいので、薬が届きやすいようにまた奥まで削る?みたいな感じで言われました。
1回目が終わった後は、普通に噛んでも痛みはなかったんですが、2回目の根っこの奥までされて、薬を入れられ、治療の途中ですので白いセメントをされました。
その後は、噛んだ後、凄く痛みがあり歯医者に聞いたところ、神経までさわってるから痛みがありますと言われましたけど、神経を取ってあるから痛みは普通ないですよね?
この治療経過は大丈夫ですか?少し不安です。
先生方宜しくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
根管というのはもともと歯髄という組織があったその空洞、空間を言います。
もともとそこには肉があったわけで、そこには血液が流れていました。
ということは根っこの先端には穴が開いているということです。
根っこの根管の先には当然骨があるわけで、その部分までしっかりと洗浄消毒する必要があります。
骨にまで達すると骨なので、当然触ると痛みがありますよね。
ということで一時的に痛みが出ることはよくあることです。

あと、根管治療はあなたの痛みをとるために行っている処置であり、それを神経を取られた、薬を入れられた、というような言い方をされるととても悲しくなります。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
急性転化もあり得るかと思います。
ただ徐々に良くなってくると思います。
治療を続けましょう。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
根管治療は、感染により変性・壊死した歯髄組織の影響が根尖(根の先)から根尖歯周組織に及ばないように根の先を封鎖するのが目的です。

根の先はとても複雑ですので、充分に封鎖できない場合もあります。
そのため今回のように、感染の影響で、根の周囲にある歯根膜(歯に掛かる圧力に対して感覚を持つ組織)が違和感を覚える状況になったのでしょう。

再治療に際して患者さんに理解して頂かなければいけないことの一つに、慢性の病変に手を付けると、一時的ではありますが急性化することがあるということです。

今回のケースも治療行為が根尖の病変に対して多少刺激になり急性化したと思われます。
お気の毒ですがやむを得ないことです。
いずれ落ち着いてきますので、治療を続けてもらって下さい。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
りかちゃん 様、初めまして。
神経を取った歯の疼痛でお困りの事と拝察申し上げます。

一般的に歯の神経を取ると、その歯はもう痛まないと思われている節があります。
それは大きな誤解です。
歯の中の神経が無くても、歯の周りには沢山神経が有ります。
歯根膜歯槽骨歯肉に神経が縦横無尽に走っています。
これらの神経に刺激が加わると歯痛として痛みを感じます。

頑張って根の治療に通って下さいね。

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