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ファイバーコアを間接法で入れるのはあまり良くないですか?

まどりん様36歳女性
15年程前に虫歯で右前歯が無髄歯になりました。
その際は被せ物などはせず裏からレジン?を詰めたのですが、1ヶ月ほど前に固いものを思い切り噛んでしまい、歯茎の下3〜4mm残して歯が折れてしまいました。
ファイバーコアセラミックで治療して頂ける歯科医院を探し治療してもらっており、次回被せ物をしてもらいます。
コアは間接法で入れてもらいました。
最近調べているとファイバーコアの場合、直接法の方が歯と一体化し接着がよく、間接法だと接着に問題が出てくる可能性があり、ファイバーコアは直接法でできるのが強みと書いてありました。
どのサイトでも割と直接法が多いとの記事をよく見るのですが、間接法はあまり良くないのでしょうか?
説明の際に直接法と間接法があるけど今回は間接法でやります、と言われたのですが、詳しい説明はありませんでした。
今更理由を聞きづらくこちらで質問させていただきます。
よろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
あくまで想像ですが、まず第一に歯肉よりも深い位置、3mm4mmで被せを行うという事自体が基本的に相当チャレンジングな治療だという事になります。
そのうえでファイバーコアですが、まず一番の条件としてしっかりと接着面がきれいで乾燥しているという事が必要です。
さて歯茎よりも下で、乾燥状態が保てるでしょうか?
破折したばかりという事はまだ側面は傷で、出血があったと思います。
また歯茎の際からはじわじわ浸出液も出てくるでしょう。
その状態で直接法でファイバーコアを立てたとしても、理想からは程遠いです。
また、歯茎は内側に寄ってくると思います。
それを押しのけるだけの力は直接法でファイバーコアを作る場合には無力です。
ですが、間接法なら次回出血が止まっていればいいわけですし、歯茎を押しのける力もあります。
今回の場合は間接法の方が有利のような気がします。

あくまで想像、妄想の範囲の話です。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
直接法、間接法、どちらもいいと思います。
要は、接着に関してエビデンス通りの方法を行うことで接着力は高くなると思いますし、ファイバーをどのように何本入れるかにもよると思います。

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