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2010/08/24
医療ミス・不信 治療中

初診で、問診表も書かずに部分的レントゲンしか撮らなかった。

こばひろ様40歳男性
今日、左の奥歯がズキズキするので、歯医者に行きました。

初診だったのですが問診表も出されませんでした。
レントゲンは、左の奥歯のズキズキする部分しか撮ってもらえませんでした。あと、歯のクリーニングをしてもらっただけです。

帰りに、薬だけ飲んで１週間たって痛かったら来てください。とだけ言われました。

歯の全体のレントゲンを撮ることもなく、問診表も出さなかったこの歯医者をどう思いますか？ご意見ください。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
左の歯が痛いのに全体のレントゲンを撮ったり、それ以外のことをしようとする歯医者さんは嫌だという人にとっては、良い歯医者さんと言うことになるのでしょうね。

最近は、言われたとことだけを応急的に処置するだけの歯医者さんは、少なくなってきていると思いますが、そういう歯医者さんを希望する患者さんがいることも確かです。（左が痛いだけなのになぜ全体の大きなレントゲンがいるんだ？金もうけ主義じゃないのか？と言ったことを言われる方がいるということも、実際にある話なんです。）

そういったことが相性なり、合う、合わないだったりということがあるので
歯医者を選ぶ基準にすると、よいかもしれませんね。

ただ、この辺りは詳しいことがわからないのですが、例えば予約制で、飛び込みで痛いので、ということで診てもらった場合、ひとまず痛いところの応急的な処置のみ行い、痛みが引いてからじっくりと全体を見ていく、という方針なのかもしれません。

たまたまスタッフが休んで忙しかったとか、、、もちろんそうでないことも十分考えられますが、、

もう一度、次回に行ったときに全体のほかの虫歯などをチェックしてほしいと、ご自分の希望を言ってみて、それでもあまり見てくれないようであれば
転医することもいたしかたないと思います。

渡辺　寿幸　先生からの回答

北海道
東町歯科クリニック
渡辺　寿幸先生
ご不満な点はパノラマレントゲンと問診表を取らなかったという点なのですね。

通常、患部が限定的な場合はパノラマレントゲンは必要ありません。問診表ですが、問診が通常に行われているのであれば必要ないかもしれませんね。（私の場合は、必ず表に記入していただいておりますが・・・・・）

お話をうかがう限り、コミュニケーションがあまり出来ていない様です。
治療の成功には、ドクターと患者様の協力関係が必要です。
最初から敵意をお持ちの方はお断りする場合もあります。

高崎　真一　先生からの回答

奈良県
医療法人　有真会　たかさき歯科医院
高崎　真一先生
こばひろ 様

初診で問診表を出されないのは古いタイプの歯科医院ですね。

今は医療安全管理が２００７年から強化されていますから、感染予防、医薬品の管理、医療器具管理、医療安全がしっかりしなくてはいかなくなっています。

問診がしっかりしないと、他科で薬を出されていたり、ペースメーカーが入っていると歯科治療時に電気メスが使えないなどの医療事故のかかわることがあるので、問診表は必ず書いて貰っていますね。

レントゲンも同様で、左の奥歯が痛いといっても、上か下かがわからないし、他の例えば唾液腺疾患や顎関節症などのときがあるのでスクリーニングの為にもパノラマレントゲンは撮りますからね。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
問診表に関しては我々としてはあった方がいいのに間違いはありません。
が、患者さんはすべて書いてくれるわけではないことも肝に銘じています。

やはり実際治療に入った時に、いろいろ話しながら確認作業をすることが大事になってきます。そこで問診表ではわからなかったことを、確かめていきます。

ですので、ご自身がきちんと担当の先生に話すことのほうが大事ではないかと思います。

レントゲンですが、私は必ずしも最初に全体を撮影はしません。
主訴をまずこなすことが大事になりますので、どうしても診断できない場合全体あるいは大きなレントゲンを撮影します。

まず大事なのは、その患者さんとのインフォームドコンセントと信頼関係ですので。

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