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ねじれた歯の治療について

あらた様50歳男性
1年前、近所のA歯科で、ねじれて生えていた健康な前歯1本をセラミッククラウンにする治療をしました。

歯を削って仮歯の状態になりましたが、痛みがひどく、その後仮歯のまま7カ月通いましたが、毎回の消毒と仮歯の裏に穴をあけて酸素を通すというような処置のみで痛みが引きませんでした。

不信感を持ち、B歯科へ転院、ひと月ほど通いましたがその歯科でも消毒のみでした。

状態が良くならないためC歯科へ転院。

そこで歯の中が膿んでいると言われ、2カ月半薬を入れて治療するも良くならず、先生にこれは元の根元がおかしいのではと言われ、大学病院を紹介されました。

検査の結果、根が溶けており、インプラントにするしかない状況と言われました。

健康だった歯を、最終的に抜歯してインプラントにするしかなくなったのは、初めに元の歯を削り、その後も7か月消毒するだけの治療をし続けたA歯科の医療ミスなのではと思っています。

現在通院中のC歯科の先生に見解を伺いましたが、医療ミスに関しては何とも言えないということでした。

インプラントの費用も高額ですし、A歯科に責任を問えないでしょうか?

回答頂ければ幸甚です。

宜しくお願い申し上げます。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
ねじれた歯をその形態を修正するために削って被せるという処置自体は、ちゃんと痛みなく処置が完了出来たのであれば問題ない処置です。

そのどのあたりにミスがあってこうなってしまったのか、その点が全く不明です。

A歯科医院の処置に問題があったのか、それとも仕方がなかったことなのか、それもネット上ではわかりません。

残念ながら法律の専門家ではないので、医療ミスかどうかなどの判断については出来かねます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
歯がねじれて生えていたことを考えますと、通常の根の状態であったのかどうかがまず問題になります。

仮の歯の裏を削るということは、神経が死んでいたということでよろしいのでしょうか。

削る際には麻酔をしたと思われますが、その際生きていた歯を削ることになります。

削ることで歯の神経に少なからずともダメージを受けさせることになり、最悪の場合、神経がそのダメージに耐えられず萎縮あるいは炎症を起こして死んでしまうことがあります。

不運にもそれに至ってしまったのではと考えられます。

また根が溶けた状態の意味がよくわからないのですが、もしかして根が吸収してしまっていたと考えてよろしいのでしょうか。

この病態は、何も自覚症状が無い方でも出現することがあります。

正直難しい問題です。

インプラントですが、それ以外に4月から接着ブリッジ(歯を一層だけ削って接着させる)が保険でできることになると思います。

その処置を大学病院でとも思うのですが、如何でしょうか。

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