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まっとうな治療をされているか教えてほしい

にいちゃん様60歳女性
現在治療中です。2回しか通っていませんが、まっとうな治療をしてくれているのか心配です。初回何枚もレントゲンを撮影したのに、今回も撮影した。そもそも前歯の治療箇所が壊れたのと奥歯の詰め物がとれたので通い始めたのに、小学生のころ虫歯がひどくなって抜歯した状態のまま今日にいたるまで何もしていなかったが、後ろの歯が傾いてきているからインプラントブリッジが必要と言われた。歯医者は何箇所か通っているが特にそのような治療を勧められたことがなかった。本当に治療が必要なのかどうか確認をしたいです。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
何枚かレントゲンを撮影したのは、おそらく歯周病虫歯等の有無を確認したかったのではないでしょうか。 私も口の中をトータル的に見て病気が存在するならばそれを治療し健康になって欲しいと思います。レントゲンを撮影することは決して間違いではありません。 しかしながら、にいちゃん様の主訴に対しての治療よりブリッジインプラントの話をされビックリしてしまったのが本当のところだと考えます。 今度行かれましたら、まず大まかでもいいので治療方針、レントゲンの結果等説明をしてもらうことがいいと思います。 でないと、お互い不信感を招くことにもなりかねません。 その中で自分の希望もあるでしょうから、治療方針のすりあわせが必須だと考えます。 ただ、一つ気になったのが、奥の歯が傾いてきていることです。 奥の歯を多数失うことで将来的に問題がでることも考えられますし、実際当医院でも噛み合わせが深くなって、前の歯に隙間が開き、出っ歯になった方が結構います。 奥歯を治すことはあながち間違いではありません。 ご自身の状況もかんがみて相談して考えてみてください。 治療方針をすべて踏襲するのもよし、保険内の治療でもよし、今回は自分の主訴だけでも、それはまたそれで仕方がないと思います。 ただ、もし歯周病があるようでしたらその治療はお勧めいたしたいと思います。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
ある意味とてもまっとうな治療を行っている先生だと思います。 なぜ前歯が壊れて、奥歯が詰めたものが取れたのでしょう? その原因を追究して、長く健康に噛めるようにしっかりとした治療をしようとするととても大変な治療になります。 今までの歯医者でそういった治療を受けてこられなかったのがある意味不幸です。 歯がいがんでいる、歯並びが悪い、噛み合せが悪い、そのためいろいろな症状が出ることが予想される、という時にそれらはほっておいて、とにかく今の歯を詰めたり被せたりという治療を繰り返していても本当の意味でしっかりと噛める健康なお口にはなりません。 ただ患者さんに言われた所を修理(治療ではなく)するだけのほうがある意味簡単なことですが、長期に良好な状態を保てるかどうかは非常に困難だと思われます。 よく考えて、しっかりとした治療をしてもらってください。

田邉 美樹子 先生からの回答

大阪府
筒井歯科医院
田邉 美樹子先生
レントゲンの撮影については、初診時に全体的に何枚かに分けて「デンタル」と呼ばれる部分的なレントゲンを撮る医院もあります。 また、根管治療をしている場合には、初診時以外に経過や結果を見るために再度レントゲンをとることがあり、決して珍しい事で はありません。 小学生の時に抜歯したままの歯ということは、通常は永久歯として必要な歯を抜歯されたのだと思います。 しかし、現状として患者様の食生活等にその歯がなくてもご不便がないということであれば、あえて説明をしないという歯医者も珍しくありません。 今回の場合、後ろの歯が傾いてきているということですので、これ以上傾いてくる場合、その歯を今後失う(抜歯の必要性がでることも含めて)ということになる可能性があると判断し、今の担当医はお話しされたのではないでしょうか。 ただ、治療法の最終決定権は患者様にありますので、十分に説明を受けた上で、どのようにされるか判断された方がよいと思います。 治療方針が担当医と合わない(納得ができない)のであれば、思い切って医院を変えてもよいのではないかと思いますが、客観的に見て、その先生はきちんとした先生だとお見受けしますが・・・

大久保 恵子 先生からの回答

大久保 恵子
京都府
おおくぼ歯科クリニック
大久保 恵子先生
きちんとした歯科診療をやる上でレントゲンの撮影は必須です。 患者さんとしては撮影の目的と写真の説明をしてもらって下さい。 また、治してもらいたいと思っている歯とは別のところの治療を進められたことについては、心配には及ばないと思います。 最近は患者さんのお口全体の状態を把握し、問題点を抽出して順序立てて治療していくことがかかりつけ医としての役目になってきています。 噛み合わせ歯並び、お口の機能は全部の歯が関わっています。 例えば歯を抜きっぱなしで放置することは全体のバランスを崩すことになり、いずれ問題が表出することが危惧されます。 今後歯科医師との意思の疎通を十分にとって治療を受けて下さい。

玉置 敬一 先生からの回答

玉置 敬一
和歌山県
玉置歯科医院
玉置 敬一先生
にいちゃん さん 「にいちゃん」というニックネームの女性ですね!書いていただいた状況からするとご心配になるのは分かります。 しかし、私たち歯科医師からすると決して心配なことはありません。 ご質問は3点。 1.初回に何枚もレントゲンを撮影したのに、2回目の今回もまたレントゲンを撮った。 2,前歯の壊れたところと奥歯の詰め物がとれたところの治療に通ったのに、そのところより先に別のところの説明を受けた。 3.今まで他の歯科医院で指摘されたことがないのに、抜けているところのインプラントブリッジの説明を受けた。 以上について不安を感じておられると思います。 回答。 1.同じところを同じように撮影したのなら、保険で請求できません。 きっと角度を変えるとか、パノラマレントゲン(口の中を1回でぐるっと撮影します)で撮影したが、さらに細部を細かく診るために、デンタル(X線)(小さなフィルムです)で撮った。 あるいは、はじめに撮影したのが角度が良くなかったり、現像するときやパソコンに取り込むときに問題があった。とかが考えられます。 たぶん丁寧な先生だと思います。撮影したレントゲンの説明をしてくれるようにお願いしてみてください。 2.私たち歯科医師は、口の中全体の健康を考えるときに、患者さんが気になっているところよりもっと問題が大きいところが気になるものです。 たぶん口全体についてよく見て、後々歯が長持ちするように考えるタイプの歯科医師ではないかと考えます。 3.歯科医療は長い間患者さんが多く、う蝕(虫歯)を削って、詰めるだけの医療しかできなかった歴史があります。 その後遺症で、患者さんが少なく、治療に充分時間がとれるようになった今も、そのような治療に目がいく歯科医師もいます。そのために前医は歯の抜けている状態があまり気にならなかったことも考えられます。 説明を受けた「後ろの歯が傾いてきて」というのは「噛み合わせの狂いが生じている」ということです。短時間では起こりませんが、長く放置するとこのようになってきて、前医で診察を受けたときは問題なかったものが、時間の経過で問題を生じるようになったとも考えられます。 これはぜひこれ以上歯が倒れないように早く治療を受けてください。 そして、そのようにきっちりと治療を受けることを伝えた後、ご自身では前の歯の壊れたところと、奥の詰め物のところがとても気になっていることを伝えて、優先順位をよくきいて、できれば気になっているところを先にしてもらうように伝えてはいかがでしょうか? 説明により、奥の倒れている歯の緊急性が高いと納得できればそこから治療を受けられると良いと思います。

塚田 潔 先生からの回答

北海道
つかだ歯科クリニック
塚田 潔先生
治療の初めには、患者さんに説明するために、何枚もレントゲンを 撮ることがあります。 また治療過程で、レントゲンを撮る必要もありますので、心配なら先生に尋ねてください。 歯を抜いたままにしていると、いろいろな弊害が出てきます。ブリッチ にしたり、インプラント、入れ歯などをいれて、その隙間を埋めることが大事です。 歯が寄らないようにすることと、上の歯が落ちてこないようにすることが大事です。先生に解らなければお尋ねしてみてください。

藤原 慶輔 先生からの回答

藤原 慶輔
京都府
ふじわら歯科クリニック
藤原 慶輔先生
どういう状況なのかわかりませんが。しっかりと歯医者さんに質問してはいかがでしょうか? 答えるのに面倒くさそうな先生ならやめた方がいいと思います。

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