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2025/09/14

奥歯の抜歯後、親知らずを利用するメリット・デメリットを教えてください。

レイン様22歳女性
先日歯科に行ったのですが、上の一番奥歯がどちらも虫歯で、かなり進行している状態でした。
右側に関しては既に治療経験もあったため「抜歯が必要になるだろう」と言われました。
治療したことが一度もない左側の虫歯の状態をレントゲンとあわせて説明していただいた際に先生が「根管治療をするが、この先長くは持たないだろう。奥に親知らずがあるので、抜歯して親知らずを今ある奥歯の位置に来るようにするとか」という内容を仰っていました。

以前右奥歯の治療時に撮ったレントゲンでも、その更に奥に親知らずがあったと記憶しています。
できれば抜歯後の対応はインプラントなどではなく親知らずの位置を移動?させるという方法が良いなと思っているのですが、まだ親知らずが出てきていない状態でその選択は可能なのでしょうか?
入れ歯ブリッジインプラントのメリット・デメリットは調べられる範囲で調べていますが、親知らずを利用する方法はあまり見かけないため、こちらのメリット・デメリットも併せて教えていただければ幸いです。
よろしくお願い致します。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
親知らずの移動、というのには2つ方法があります。
一つは移植です。
外科的に抜歯と同時に親知らずを抜いて移植します。
もう一つは矯正です。
7番目を抜いた後親知らずをそこに引っ張り出して、いい位置に持ってくるという方法です。
そのほうが移植よりも確実です。
ただ、上記の方法にはどちらも適応があります。
移植するためにはいい条件でないとうまくいきませんし、10年20年もつかというとやはり不安があります。
矯正では神経を残したままできるのがメリットですが、あまりに横向きの場合には動かせない場合もあります。
また保険がききません。
メリットとしてはやはり親知らずとはいえ、自分の歯を残せるという事でしょう。

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