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セラミックを被せたら歯茎との境目から土台が見えてしまっている

たいよう様37歳女性
根管治療を続け、根の治療が終わり、被せ物セラミック(金属の土台)にして、実際できたものを被せたのですが、鏡で見せてもらったときに根本が茶色く見えたのを指摘したら、歯茎の色です、と言われました。
帰ってちゃんと確認したら、完全に歯茎との境目から土台が見えた状態でした。

別の病院で今までに何度か被せ物をした時には、きちんと歯が生えているようにしてあり、土台がみえることなどありませんでした。

土台が見えてしまっているのは、失敗例なんでしょうか。
あえて土台が見えるように被せる症例はあるんでしょうか。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
考え方ですが、縁上マージンという考え方がないわけではありません。
奥の歯であればある程度許容範囲ですが、前の歯の場合、少し問題かと思います。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> 土台が見えてしまっているのは、失敗例なんでしょうか。
> あえて土台が見えるように被せる症例はあるんでしょうか。

被せ物や、詰め物と歯との境目のことをマージンといいます。
マージンが歯茎よりも下にあるようにすれば、見た目はとてもきれいになります。
ただマージン部分はどうしても何十ミクロンかの段差が生じます。
それが歯茎よりも下にあるということよりも歯茎より上にマージンを出すというのは歯周組織にとってはメリットになります。
ですから、あえてそうするということはあり得ることです。
今回の例がそうだとは断言できませんが、そういうことを狙ってやっているということもあるのだということは知っておいてください。

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