歯のお悩み相談詳細

ご相談

欠けたセラミックを全部削って被せた方がいいと言われました。

さきのは様31歳女性
奥歯の神経のない歯が今自分の歯が半分ほどで部分のセラミック被せ物をしていましたが、セラミックが欠けてしまい歯医者さんに行ったところ、一部に被せるより全部削って被せた方がいいとのことでした。
(使ってるうちに隙間ができたりしてしまうため取れたり虫歯になったりしやすいとのこと)
その欠けてしまった部分を治療してもらったのは別の歯医者さんなのですがその時は、極力歯を残した方がいいと言われ、部分のセラミックを被せました。
どちらが正しいのでしょうか?
また、強度が高いので審美性も長持ちするのもセラミックと言われましたが、今回欠けてしまったのは何故なんでしょうか。
もともと歯ぎしりをするので治療したときにナイトガードを作っています。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> 一部に被せるより全部削って被せた方がいいとのことでした。
> 極力歯を残した方がいいと言われ、部分のセラミックを被せました。
> どちらが正しいのでしょうか?

どちらも正しいです。
どちらも間違いではないです。

医療というのは相反するメリットデメリットで、こうするのが正しいと言えない状況というものが多々あります。

セラミックの強度をしっかりと出すためにはしっかり削ってかぶせたほうがいいということは確かに言えますし、逆に自分の歯をできるだけ残してできるだけ健康な歯を削らないほうがいい、ということももちろん間違いではありません。

今回一回詰め物にしてそのうえで破折をしているという状況から考えると、強度的にやはりさきのは様の口腔内ではもう少し強度が要りそうと考えての判断だと思います。

壊れた原因はもちろん毎日のように歯をかみ合わせて使っているからです。
形あるものは必ず壊れます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
奥の歯ですが、思った以上に力がかかり割れやすい傾向にあります。
あくまで場合によりけりですが、もし被せるのであればジルコニアがいいかと考えます。

池村 光代 先生からの回答

池村 光代
東京都
京橋歯科医院
池村 光代先生
神経を抜く治療を行ったあとは強度が下がる為、基本的には周囲を全て覆うかぶせものにすることになります。
つめものでも良い場合としてあまり歯を削らずに済んでいることや、噛み合う面の多くをつめもので覆うことができる等歯の強度が保てる場合が多いです。
そして、セラミックは欠けるというのが特徴の一つです。
欠けるくらいの強度なので歯と同じように使うことができます。
ジルコニアのような更に硬い素材ですとうまく作らないと噛み合う反対の歯が負けてしまうこともあります。
歯ぎしりがあるとのことですので、自分の歯でもセラミックでも欠ける可能性はあるでしょう。
ちなみにゴールドは金属なので欠けません。
どちらの先生の考えも間違ってはいないのですが、結果的に欠けてしまったとのことですので、かぶせもので考えても良いかもしれません。
主治医とよくご相談になってお決めになると良いでしょう。
お大事になさってください。

歯科医院を探す

全国約68,000件の登録歯科医院より、お住まいの地域や治療内容にあった歯科医院を検索できます。

セラミックに関するお悩み相談

お口の悩みを歯科医師に相談する

ログイン 歯の悩みを相談 歯科医院を検索