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1年半前に銀歯からセラミックに変更した歯がダメになった。

のんのん様51歳女性
約1年半前に見た目のために下の奥歯を銀歯からセラミックに変更しました。
変えた当初から噛むと痛い、しみる、と先生には言っていたのですが、変えた直後は神経が過敏になっている、ということで知覚過敏の薬を塗るだけでした。
その後定期検診でも毎回その繰り返しがありましたが、コロナだった事もあり、ここ一年定期検診に行ってませんでした。

最近、歯がすごく痛くなり、病院に行ってみたら、神経が半分死んでいる、と言うことがわかりました。
原因はわからないといいます。
また、定期検診に来てないから、保証期間だけどセラミックの作り直しには全額必要だとも。
これまで銀歯で20年以上なんともなかった歯が1年半でダメになってしまった事は、この病院の噛み合わせ被せ物もやり方が悪かったということはないんでしょうか?
このまま、再度こちらでセラミックを作り直すか病院を変えるか悩んでいます。
ちなみに全体的にセラミックに10本以上入れ直してますが、今のところ他の部分に問題は出ていません。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯の状態は1本1本違います。
金属に比べてセラミックの場合にはさらに多くの歯を削らないといけません。
厚みを持たせる必要があるからです。
当然歯を削れば削るほどしみやすくなります。
どんなにうまい先生が行ってもしみたり痛んだりするときにはしみたり痛みます。
原因はわからないということですが、原因は歯を削ったことそのものだと思います。
かといって削らないとセラミックにはできませんし、、、。

後は保証の問題だと思いますが、それに関しては個々の契約、法律的な問題なので私は何とも言えません。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
セラミックはその強度的な問題から、金属で作る場合に比べて厚みを確保する必要がありますので、歯の削合量が多くなります。
生きている歯の場合は、ケースによりますが神経に近くなってしまって術後経験されたような知覚過敏が継続することがあります。
そのまま、象牙質の改造が上手くいって歯髄を保護してくれるようになると症状は治まってきますが、上手くいかない時は刺激に歯髄組織が負けて変性してきます。
今回は残念ながら後者に当てはまるようです。
病院を変えるかどうかについては、ご自分の判断でお願いします。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
根の再治療をするのであれば、歯科を変えてもいいように思えます。

池村 光代 先生からの回答

池村 光代
東京都
京橋歯科医院
池村 光代先生
神経の生きている歯の治療のやり直しがあったとのことですね。
元々深い所まで削っていた場合、セラミックに作り替える際に痛みが出ることはあります。
その場合は神経を抜かないと痛みが消えません。
治療直後に痛みがあったということですので、神経を抜かなければセラミックへの作り直しが出来ない状態だったかもしれません。
また、かみ合わせが高く力が強くかかっている場合にも神経に影響は出ます。
これは調整を行うことで問題なく噛めるようになります。
色々な可能性がありますが、症状が強くなってしまう前に定期的に確認が必要という主治医のお話も間違いではありません。
また一方で相談者さんの主張も尤もと言えます。
その他の歯についても保証が無くなってしまっているのであれば通っている歯科医院に通い続ける理由は無いわけですので、転院というのも選択肢の一つだと思います。
コロナで歯科医院から足が遠のいてしまうというのはある話ですが、1年半という期間は短いですので少し融通を利かせても良いのにと個人的には思います。
お大事になさってください。

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