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2019/09/22
セラミック 治療疑問

セラミックの差し歯の土台に元から詰めていたレジンを使う？

ミンミンゼミ様49歳女性
前歯をセラミックの差し歯にしましたが、医師に土台や心棒について確認したところ、土台は神経を抜いた歯の治療の際に詰めたレジンがあるので、それを土台にしたと言われました。
その上にセラミックの歯を被せたという説明を受けましたが、そのような方法は一般的なのでしょうか？
心棒は入れてないようですが、前歯ですし、取れやすくないのでしょうか？
また、セラミックにした前歯1本はすぐに土台のレジンが取れ歯が抜けました。
新たにグラスファイバーで土台を再製したそうですが、これは強度は高いのでしょうか？

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
もともとの歯の構造として歯の中心は歯髄という肉です。
ですから何の強度もありません。
そこをきれいに消毒するのが根管治療ですが、歯質をあまり削っていなければそこにレジンを詰めることによってもともとの歯よりも強度が急激に下がるということはありません。
ですから一般的ではないかもしれませんが間違いでもありません。
ファイバーコアですが、数年前までは自費治療として行われているいい治療方法です。
（今は保険でできるようになりました。）

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
稀にあることかと思います。
ファイバーポストはいいと思います。

酒井　信　先生からの回答

酒井　信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井　信先生
土台を別に作成する必要があるかどうかについては、被せるための形成をした際にどれだけご自身の歯が残っているかどうかによると思います。
そのまま被せても十分な強度があると判断された場合はあえて作らないケースもあるかもしれません。

現在、土台としては金属で作るメタルコアと、グラスファイバーを挿入してその周りにレジンを盛り上げて製作するファイバーコアがあります。
メタルコアで補綴した歯が長期的に破折するケースも見られるので、象牙質と似た弾性係数を持つグラスファイバーコアが有利と言われるようになってきていますが、ケースバイケースのように思います。

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