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ご相談

2019/09/16

セラミック治療疑問

金とセラミックはどちらが二次齲蝕になりにくいですか？

心配性様40歳女性

こんばんは。
セラミックについて2つ質問があります。
1つ目は、これから虫歯治療があるのですが、セラミックインレーを勧められています。
しかし、私は審美性よりも二次虫歯のほうが怖いので、金のインレーのほうが二次虫歯のリスクが少ないのではないかと思っています。
金かセラミックか、二次虫歯の予防を考えるとどちらがいいのでしょうか

2つ目は、1箇所神経がない歯にセラミッククラウンをしています。
その歯の歯茎が少し黒ずみ、さらに、舌で押すとグリと小さく揺れているような気がします。
これは虫歯なのでしょうか。
セラミックにしたら虫歯になりにくいと言われたのに、クラウンにして5年で虫歯になるのでしょうか。
3ヶ月に1度は歯医者に言っているのに、指摘はされていません。

いつも、以前治療したところが虫歯再発で悲しい思いばかりです。
どうすれば二次虫歯の可能性を低くできるでしょうか・・・。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

金とセラミックについてですね。
金とセラミックでは精度の面で行けば金のほうがよりぴったりのものができます。
ですがプラークを寄せ付けない、取れやすいという面からはセラミックです。
どちらが二次カリエスになりやすいか、なりにくいのかはその差がないような気がします。
個人的にはセラミックのほうがプラークがつかないのでいいと思っています。

セラミッククラウンについてですが、むし歯というよりはもっと別の問題だと思います。
根尖病巣、歯周病、歯根破折、その他さまざまな可能性があります。

口腔内の環境が、むし歯になる前と変わらなければ、むし歯になります。
二次カリエスになるのかどうかはその口腔内の環境によって左右されることのほうが大きく、
口腔内の環境の変化は食生活だったり、生活習慣だったり、口腔内清掃の状況だったり、ということで左右されます。
けっして材料の材質だけで決まるものではありません。