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ご相談

2023/02/01

その他治療方法

知覚過敏はレーザー治療か神経を抜く治療しかないですか？

ryokuha様47歳女性

私は数年前からかき氷を食べたり、体が冷えると左中切歯がズキズキしていました。
今年の夏もかき氷を食べた際にズキズキして3日ほど痛かったので、知覚過敏用の歯磨き粉を使うようになりました。
でも全く良くならないので、歯の定期健診があった12月に先生に相談すると定期健診で通う3日間薬（コーティング）を塗ってくれました。
ただ、その時は痛かった時ではなかったので効いてるのか効いてないのか分からなかったのですが、年が明けてここ2週間ほど、何が原因か分からないのですが凄く痛みます。
痛みがひどい時はロキソニンを飲んだりしているのですが、こんなに長引くのは初めてです。
ネットに知覚過敏用の歯磨き粉を塗ると良いと書いてあったので、直接塗ったりもしたのですが、効くこともありますが、数時間経つとまた痛くなってきます。
先生に虫歯はないし、隣の側切歯の神経は死んでいると聞いています。（歯が変色しています）
12月に薬を塗ってもらっても効いてないという事は、今度薬を塗ってもらっても聞かないという事でしょうか？
ネットには残りはレーザー治療か神経を抜く治療しかなさそうだったのですが、それしかないでしょうか？
出来れば神経を抜くのは避けたいと思っています。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

知覚過敏と言われたんですね。
知覚過敏というのはその原因と対策が意外に難しいものなんです。
歯にはエナメル質や象牙質というものがありますが、象牙質には象牙細管という穴が無数に愛っており、刺激が歯髄に達してしまうことがあります。
また目に見えないひびというものも起き得ることがあります。
歯髄は歯髄で、炎症が起きるとより小さな刺激でしみるようになります。

たとえば手足ですが、ふつうは触っても痛みを感じません。
ところが足がしびれたとき、ちょっと触れただけで痛いですよね。
それが神経が過敏になった状態です。

そういうことが歯髄にも起きます。
きっかけが上に書いたようなものだったり噛み合わせのように歯に力が加わったものだったりといろいろで、歯髄が炎症が起き知覚過敏となった場合、その原因を取るだけではなかなか治りにくいということもあります。
意外と厄介なんです。
いろいろな手段を侵襲の低いものからだんだんを高いものまで順に試していくしかないと思います。