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ご相談

2021/11/06

矯正治療疑問

前歯の差し歯の根元が破折、歯を守るために矯正を勧められました

ねこ様59歳女性

現在、前歯3本が差し歯ですが、そのうちの右前歯の根元が破折しており、部分入れ歯かブリッジ、インプラントの治療の選択をすることになりました。
セカンドオピニオンに行ったところ、噛み合わせが悪く、いずれはダメになるので歯を守るため矯正を勧められました。
過蓋咬合で下の歯がほとんど見えない状況です。
上下左右銀歯で神経のない歯が多いため、矯正にためらいがあります。
また、矯正中、前歯は仮歯にするかもと言われました。
矯正せず治療だけでも可能とは言われました。
このような状況でも、矯正はした方がよいのでしょうか、それとも、まずは抜歯して処置をした方がよいのかわからなくなってしまいました。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

治療のゴールをどこに持っていくのか、という違いによって処置方針はいくらでも考えられます。

ダメになったら抜歯して入れ歯にしてできるだけお金をかけたくない、というのが一番安いというか安易な治療方法だとして少しでも歯を残す、残した歯をできるだけ長持ちさせる、もっとよりよく噛めるように咬み合わせ全体を考える、そのために矯正までは考えない、考える、、、インプラントを考える、考えない、、、。

個々の歯それぞれで歯茎の状態も違えば再生療法まで含めていったりすると、組み合わせ次第で何十、何百と治療方針はあると思います。
より理想的なことを言えば矯正はかなり重要になってきます。
ただ費用やいろいろな負担という意味では大変になってきます。
そのあたりについてはご本人様が決めるしかない事なので、しっかりと話を聞いたうえで信頼できると思った先生にお任せするしかないと思います。