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3歳の子供の虫歯の治療はフッ素とレジン、どちらが主流?

羊様9歳女性
3歳11ヶ月の子供です。
歯科大附属病院小児歯科に1年以上通っています。
当初7本虫歯がありました。
見た目で目立つ上前歯のみレジンで埋め見栄え良くしてもらいました。
他は削らずに経過観察を続け月一回磨き残しのチェックと清掃のみしてもらっております。

今日はフッ素を塗ってもらおうと街の個人歯科医院に行きました(通っている歯科大附属病院ではフッ素に2千円かかるので他で塗っては?と以前担当医に言われたので)。
街の個人歯科医院で「虫歯があるのでフッ素を塗っても無駄。虫歯が7本もある。治療しましょう!」と今日2本削りレジンで埋めました。
あと3回の通院で全部虫歯が治ると言われました。

今日の診療中に「歯科大附属に月一通院して経過観察中で、なるべく削らない方が良いと言われたんですが?」とお聞きしましたが、治した方が良いと言われ、内心混乱していたのですがそのままお任せしてしまいました。

今までと真逆の治療方針を言われて、まだ混乱しており、どちらの治療方針が子供の歯のためになるのか教えて欲しいです。
子供の場合はできる限り進行させないように歯磨きを頑張って、生え変わりまでキープする方が良いのでしょうか?
大人と同じように治療したら、また同じ箇所が虫歯を繰り返してしまうので、ただでさえ小さい子供の歯は削らないべきなんでしょうか?

今はどちらが主流ですか?
みなさんはどう治療していますか?
この先どのような治療が主流になるのでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
お子さんの虫歯処置の方針についてですね。
昔から両方の考え方があります。
どちらが主流ということもないと思います。

例えば大学病院で定期的に見ていき、しっかりと歯みがきをする習慣がつき、そのおかげでむし歯のない大人の歯に移行できればそれはそれでいいですよね。
でもそうではなくむし歯が進行してしまって、大きな穴になってしまうのであれば、今のうちにやっておいたほうが良かったということになりますよね。

さっさと詰めてしまって、歯磨きをしなくてもいいや、すぐに詰めてもらえるや、と思うようになって、大人の歯になってからむし歯になるようであればそれはそれでまずいですよね。
口腔内の環境、状況で、むし歯になりやすいお子さんなのか、それともそうではないのかでも状況は変わります。

ケースによって対処方法は違います。
そのケースの見極めについてはバラツキがあります。
それがこのような考え方の違いに出てきます。

あとここに本人と、保護者の方の考え方も入ってきます。
そういうことで治療方針は様々だということをご理解ください。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
明らかな虫歯はやはり削るべきかと。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
象牙質まで進行した虫歯の場合は、歯磨きをしっかりしても進行を抑えることはできません。
治療に協力できるお子さんならば、治療すべきでしょう。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
羊 様、初めまして。
お子様のむし歯でご心配の事と拝察申し上げます。

実際にお子様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので確定的な事は申し上げられませんが、

1.乳歯の奥歯のむし歯に対して、進行止めのフッ素のみを塗布して、削らないで経過をみる場合が有ります。
2.虫歯には、CO(要観察歯:初期虫歯)と穴が空いてしまったむし歯が有ります。
 COは、削らないで、歯磨きのみで、経過をみて行きます。

お尋ねの件が、もし上記に該当する様であれば、歯科大学の方針は有りです。

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