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2017/06/30

かかりつけ医以外の歯科医院で保険治療を受けることについて。

blegg様38歳男性
以前に抜髄した右上1番に違和感があったので、医院Bで診察を受けてきました。
普段のかかりつけは医院Aですが、そちらでは異常を指摘されませんでしたので、セカンドオピニオンということです。

医院Bでレントゲンを撮影した結果異常がなかったので、かみ合わせによる咬合性外傷ではないかとのことでした。
かみ合わせを調整してもらったら楽になった感じがします。
その時に「かかりつけ医がいるのに別の医院で治療を受けると、ドクターショッピングになるかもしれないよ」なんていう指摘を受けました。

しかし、医院Aで異常なしと言われている以上、セカンドオピニオンを頼る以外ありません。
保険治療ではセカンドオピニオンを受けるにしても、ある程度の期間あかないといけないのでしょうか?(
少なくとも初診に戻る3か月以上あける必要があるのでしょうか?)

また、別の話になりますが、医院Aでレジン治療を受けたのですが、フロスに引っかかって一部がかけてしまいました。
医院Aで再治療受けるべきなんでしょうが、たまたまうまくいなかったのではなく、技術的に未熟である場合、結果は同じになるでしょう(もちろん、私のフロスの使い方に問題があった可能性もあります)。
これに関しても、医院Aでの治療後すぐに医院Bで再治療することに問題はあるでしょうか?

たびたび質問させてもらいますが、お願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
治療のことでの質問ですね。

保険のルール上歯科医院を代わることは問題なくいつでもできます。
期間もあける必要は全くありません。
ドクターショッピングも保険のルール上できないわけではありません。
自分にあった歯科医院を探すために何件も歯科医院を探していくということは禁止されていません。
ただしできない場合もあります。

問題になるのは例えばA歯科医院で入れ歯を作成し、同時にほかの歯科医院でも入れ歯を作成するとか、または右のほうの歯をA歯科医院でやっている最中に、B歯科医院で左の歯のむし歯治療をしていくというような場合です。
同時進行になってしまうと、何の処置をしたためにどうなったかというような因果関係が分かりにくくなるからです。
また保険のルール上も入れ歯は半年間は新たに作ることはできません。
(これは歯科医院が変わってもダメです。)

大きな病院に紹介するなどの場合にはもちろん数か所同時ということもあり得ますが、そうでない場合には基本的には何軒も歯科医院にかからないほうがいいということになります。

今回のようにB歯科医院でこれからも見てもらうのであればそれでいいと思います。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
健康保険で言うセカンドオピニオンとは、治療法の選択等に関して、今かかっている医療機関以外の医師または歯科医師の意見を聞きたいという患者の要望がある場合、治療計画・検査結果・画像診断に係る画像情報その他の別の医療機関で必要な情報を添付して診療状況を示す文書を患者に提供し、別の医療機関の助言を得られるようにした場合に使われる言葉であり二重の検査等に係る無駄な医療費の削減にも寄与するものです。

患者さんが勝手に医療機関を変えた場合は、セカンドオピニオンとはいわず単にドクターショッピングと言われています。
勿論医療機関の選択権は患者さんにありますので、医療機関を変えること自体は悪いことではありませんが、誤解の無いようにしてください。

治療して頂いた医療機関の処置に不都合を感じたならやり直しをお願いするのが原則です。そ
のほうが医療費が安く済みます。

技術的なものに限界を感じられたなら別の医療機関で処置をして頂くのもやむを得ないですが、初診料、処置料が普通どおり算定されることになります。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
特に問題ないと思いますし、治療も可能だと思います。

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