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2017/05/30

歯科衛生士が歯科医師に相談することなく治療が進みました。

お局No1様61歳女性
虫歯のかぶせが取れて係りつけの歯科に行きました。
医師は全く顔を出さず、歯科衛生士がレントゲンを撮影し、虫歯の今の状態を説明、歯石を取ったり、今後の治療方法の説明をしたり、カルテに書き込みをしていました。
その間、一度も医師に相談することもなく、ご自分の判断のみで進めています。
次回医師が治療するとの説明まで歯科衛生士でした。
以前はきちんと医師が診てから、歯科衛生士に指示を出していました。
次の予約を取るときに、今後の治療については医師に直接確認してからでないと、予約はできないと申し出て、やっと医師がでてきました。
そのときに、「今、歯科衛生士から状況を聞きました。レントゲンも見ました」とのことで、その後の治療方法の説明は納得しております。
ただ、歯科衛生士の業務の範囲を明らかに超えている気がします。
どうなのでしょうか?
先生自体は信頼していたので、とても残念でなりません。
転院も考えています。
常識の範囲なのか、教えてください。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
衛生士の業務範囲についての疑問ですね。
確かに業務範囲を超えるところもあるかとは思いますが、検査や歯石除去などは保険診療ではまず行わなくてはいけないルールにもなっていますし、医学的に見ても正しいことなので、ある程度ルーティンに行うこともあるかとは思います。
それが受け入れられないということであれば転院も仕方がないのかなと思います。
(常識かどうかと言われると、難しいところではありますが、説明というのが歯科衛生士ができないことなのか、大体の治療方針を歯科医衛生士が判断できないのかというと、国家資格である衛生士免許を持った衛生士がだいたいの判断をすることはよくあることだとは思います。)

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
最終的に先生がきちんと確認しているのであれば大丈夫かと思いますが、やはり患者さんは不安かと思います。
先のことは、ご自身の思う通りでいいと思います。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
よほど熟練の信用されている衛生士さんなのでしょうね。

歯科衛生士の業務範囲として歯石を取ったり、治療方針を説明したりすることは問題ないでしょう。
また、記録していたものがカルテなのかどうかですが、歯科衛生士は業務記録を作成し歯科医師に報告しなければいけないことになっていますので、その記録ということもあるでしょう。
カルテは勿論歯科医師が記録しなければいけません。
レントゲンは歯科医院では、フィルムのセッティングまでは構いませんが、レントゲン技師がいなければ歯科医師がスイッチを押さなければいけないことになっています。

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