前歯の治療での相談ですね。
まず初めに
仮歯で2年持ったということは、2年間弱い接着剤で
虫歯が中でどんどん進行した状態であったということです。
そして
レントゲンなどで確認をしたらすでに
抜歯をしないといけないくらいに進行しているということがわかった、という状態だと思います。
付け加えるならその
仮歯は型取りなどをしていない状況であったのであれば、全くのボランティアでの製作でお金は払っていない状況だと思います。
保険では
仮歯は最近点数が付きましたがそれでも300円、患者さんが払う金額は3割負担で90円です。
実際にはもしそれを技工士さんに出すと1500円以上はしますから、それだけ多くの迷惑がすでに掛かっているという状況であるということをまず認識されたほうがいいでしょう。
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抜歯後、どのぐらいで
仮歯を付けるのか?
すぐにでも作れる場合には作ります。
ただそれも、その後に
ブリッジをするなどの
保険診療を行うという前提で無償で作るものであり(型取りをするまでは300円すらもらえません。)、作る作らないは歯科医師の判断です。
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接着性ブリッジは
保険適用外なのか?
保険でもできる場合もありますが、
保険ではしないという方針の歯科医院では
保険外になると思います。
適応症かどうかという判断は歯科医師の裁量権の範疇です。
上下の歯の
かみ合わせがきついなどの悪条件であれば、その処置をしないという判断をした歯科医師に無理矢理やらせることはできません。
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仮歯のまま、ある程度綺麗に治す事は出来ないのか?
すでに2年も
仮歯の状態であればその根っこがボロボロになっていることが想像できます。
難しいでしょう。
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仮歯はすぐに取れてしまうのか?
すでにボロボロの状態の根っこに何を付けてもすぐに取れるということはお分かりいただけると思います。
最初は硬くてしっかりしていた木に釘を刺していたら2年持ったが、木のほうが腐ってボロボロになった、釘は錆びてないしきれいだからもう一度同じように刺して同じだけ持たせてほしい、といっているのと同じです。
そして最初のいい条件で2年しか持たなかったのであれば、再度のやり直しだと2,3か月持てばいいほうでしょう。
> ・作り直す場合、
仮歯の料金は?
仮歯前提なら
保険外になるので5000円ほどは妥当な金額だと思います。
> ・
仮歯は再利用出来ないのか?
難しいでしょう。