> 1、
虫歯になりにくい方
入れ歯と入れ歯のかかる歯がきれいに清掃できるのであれば、入れ歯のほうがむし歯にはなりにくいと思いますが、清掃が不十分であれば複雑な形態の入れ歯のほうが、よりむし歯になりやすくなります。
ブリッジがたとえば4、5年もつという状況なら入れ歯なら1年から8年ような感じでその幅が広いと思われます。
> 2、支台の歯の負担が少なく割れにくい方
入れ歯のほうが負担は少ないと思います。
> 3、支台の歯の寿命が長い方
1番の答えとダブります。
状況次第だと思います。
> 2点目、6番7番がすでに
抜髄済みの人でも入れ歯にする人はいるのでしょうか?
少ないですがおられます。
> 3点目、
ブリッジより入れ歯の方が着脱できる分、歯に直接歯ブラシを当てられるのできれいに保てて
虫歯になりにくいと思っていますが間違いなのでしょうか?
それはその通りです。
ただ
ブリッジは金属なのでササッとブラッシングすれば
プラークが落ちやすいですが、入れ歯は
プラークがプラスチックにねっとりと付くので除去はしにくくなります。
> ネットでは、
ブリッジの方が支台の歯に負担を大きくかけるため割れやすいとか、その逆で入れ歯の方が負担をかけるとかで錯綜しており「歯科医が
ブリッジを勧めるのは
保険点数が良く儲かるからだ」との書き込みも見ました。
歯にかかる負担という点で行くと実は何とも言えない部分があります。
ブリッジのように2本の歯をしっかりつなぐことによって強固に動かなく出来る分、負担を全体でとらえ軽減できるという面もありますし、
歯茎でも噛む力を分散できるという点で入れ歯のほうが力をたくさん支えられるという面もあります。
ただ横の力にはめっぽう弱いということになります。
保険点数が高いのは確かに
ブリッジでしょう。
ただ入れ歯のほうが劣化が早く、再製を繰り返すのであれば逆に点数でも入れ歯のほうが高くなってしまうということもあります。
長い目で見ればそんなには変わらないかもしれません。
ブリッジを進めるのはやはり噛みやすさ、違和感のなさというのが優れているからだと思います。
費用は余計に掛かるかもしれませんが、入れ歯をひとまず入れておいて、数年先でもう一度入れ歯を作り直すか、それとも
ブリッジにするかというように考えるということも手段の一つとしてはあり得ます。
(先に
ブリッジをしてしまうと、
支台歯がダメにならない限り
ブリッジが使えるので、そのあと入れ歯にできるかどうかは不明です。)