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2015/11/26

入れ歯は保険治療か自費治療かによって素材や技術に差はある?

toki様87歳男性
入れ歯を作りましたが、最初は1週間で2つに折れて修理してもらいました。
4ヶ月後に同一箇所で折れました。
最初は夜間に洗浄液に入れておき、2回目は食事中でした。
医師は保険治療だからと言われました。
自費治療とは素材、技術に差があるのでしょうか。
又、費用はどの程度の差を考えたらよいのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
保険自費ですが、やや差があるかもしれません。

プラスチックと金属の差も考えられます。
それから、歯の残り方でも差が出ると思われます。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
保険保険外の入れ歯の違いですね。

本当に簡単に言うと、保険では様々な材料や、方法の制限が決められているということに対して、保険外ではその制限が全くないということです。
金属を使用して折れないように薄くしたり、その金属も、金でもチタンでも何を使用しても制限はありません。
(もちろん生体に対して使用できるものという制限はありますが)

またかみ合わせをとる、型をとるというときにも丁寧にシリコンなどの精密な型取りの材料を使用したり、かみ合わせも顎の動きを非常に正確に咬合器に移したり、などその丁寧さに時間をかける制限がないということです。
もちろん壊れたりしたらやり直すことも制限はありませんし、保証期間もそれぞれの歯科医院で設定していると思います。
ただ制限がないということで、金属を使用する入れ歯なのか、それとももっと別の方法なのか(歯科医院によってその患者さんにとって何がいいのかをそれぞれ考えるので一律の決まった方法がありません)、料金もバラバラです。
10万円くらいから100万、もっとというようなところもあるみたいです。

入れ歯を入れるために残っている歯の処置も必要になるかもしれません。
そういうことをも含めた治療方法だということです。
インプラントと比較すると安いとは思いますが、そういったいろいろな方法について一度しっかりと相談してみてはいかがでしょうか?

川原 正照 先生からの回答

川原 正照
広島県
医療法人社団誠美会 川原歯科医院
川原 正照先生
保険自費では確かに材料に違いはありますが、折れるのは論外ですね。
保険のルール上、同じ義歯を同じ歯科医院では6か月間作り直しはできません。
これは他の歯科医院でも同じことです。
残念ながら6か月我慢して修理して使うか、保険外のもので壊れない設計で作ってもらうしかないですね。

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