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2015/07/15

矯正治療をしているが、予定が大幅に延び不信感があります。

たかまさ様32歳男性
いつもお世話になってます。

歯が内側に倒れていたり、噛み合わせが非常に深い、顎のずれを感じている、鼻づまりを始め首のコリやねじれ、体の歪み、呼吸が浅い感じなどたくさんの不定愁訴がありました。
顎位矯正術というのを一年間しました。
プレートを使い顎の位置を正したり歯列を拡大したり、顎の筋肉を伸ばしたり?などしました。

不定愁訴の改善をしてからワイヤーというやつみたいですが、特に変化は感じられず。

次は下の歯が倒れているからまずは下だけにワイヤー
下がしっかり起きて並んできたら上の拡大という流れです。

一年少し前から下にワイヤーを巻きましたがようやく上を開始します。
昨年の11月くらいに年明けくらいから上を始められそう、という説明を受けてましたが半年以上経った今から上を始めます。
遅くないですか?
セカンドオピニオンでは遅いと言われました。
遠方で外れてもすぐに直せないなどありました。
が、そんなに治療は長引かないと言われました。
しかし、実際延びてます。

院長がいて、別に矯正担当がいるのですが挙げ句の果ては矯正担当が先月でいなくなりました。
新しい先生になりました。
どの時期から異動するのか分かってたのか知りませんが非常に怒りを覚えてます。

とりあえず新しい先生が来てから上を始めればいいか、という考えだったらもう終わってますよね。
治療の遅さにイライラしてますがもっと意見したほうがいいですかね?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯を動かすためには歯に力をかけます。
それはとても小さな力でたとえば5グラムの力をかけ続けると1か月で1mmほど動くというような感じが一般論です。
それをもとに計画を立てて、だいたいの時期などを想像して説明するというのが矯正です。

ところが上記はあくまで一般論です。
骨が固かったり、何らかの理由で歯が動きにくい、ということがあります。
ではその時には力をよりかければいいのかというと、そうではありません。
既定の力以上かけると根っこが吸収したり、神経が死んでしまったり、という障害が出てしまいます。
動かないのは誰のせいでもありませんよね。
普通よりも動かない、といって患者さんが怒られてもそれは俺のせいじゃない、ということになりますよね。
同様に規定通りやっているのに動くスピードが遅いというのを歯科医師のせいにされても困ります。
90パーセントは効くという薬を処方した先生に、たまたまその患者さんが薬が効かなかったとして(10パーセントに入ったとして)それをお医者さんに意見しても仕方がないですよね。

医療はこうすれば必ずこうなって、ダメなら機械のように処分して交換、というわけにはいきません。
あくまで個々の初めての症状に対して過去の経験とデータからこうなっていくのではないかと、探り探りいろいろなことをしていくという不確定要素が非常に大きな処置の連続です。
そのことをご理解ください。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
治療の方向性の再確認をしてもいいのではないかと思います。

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