90歳の父の事で相談致します。
現在、
残根が残っている歯が17本ほどあります。他は抜けています。
今回、
入れ歯を作り直す事になりました。
残根は抜くのが望ましいが高齢で
ペースメーカーを埋め込んでいる為、抜かずにキャップをしてその上に
入れ歯を付ける事を提案されました。
元々弱っていてぽろっと取れる歯は抜く、押しても痛みのない丈夫な
歯根はそのまま残すとの事でした。
キャップを被せるには本来、
根管内の消毒と清掃が必須であるが一年以上時間がかかる為、それはやらないと言われました。
時間がかかるのであれば、キャップを装着した後に後から清掃等が出来ますかと聞いたら可能との事でした。
何故、そんなに時間がかかるのかをその場では聞き漏らした為、歯科医師会の電話相談に尋ねたところ「
根管の清掃は1本につき数回の治療が必要。本来、抜くべき歯に対してそこまでの治療は無駄。
根管治療とはその上に
セラミックの
仮歯などを作る場合には必要だが今回はそういったケースではない。高齢の為、複数回の来院は負担が大きい。それよりも早くキャップをはめたほうが良い。これ以上、
残根を無防備な状態で放置する方が良くない。痛みなどが出た時は
抜歯を考えれば良い」とのアドバイスを貰いました。
しかし、本来は清掃、消毒をするものという医師の言った事がとても気に掛かっています。
また
根管治療についてネットで調べたところ「神経を抜く為、歯が脆くなり歯に血や栄養が行き届かなくなる。枯れ木に近く、栄養源を失った歯(
失活歯)はもろくなる、強い力に耐えられなくなった時は歯が割れたり、折れるリスクが高くなる」とありました。
それを避ける為、神経を残したまま
セメントを埋め込む治療法もあるとの記述がありました。
質問としては
①
入れ歯の為に
残根にキャップをする為の清掃と
根管治療は同じ内容なのでしょうか?また清掃等をせずにキャップをして本当に構わないものですか。
②
マイクロスコープを使った
根管治療は短期間で済むと謳っている歯科医院がありました。その様な歯科医院で事前に清掃等をしてもらった方が良いのでしょうか。現在通っている医院には
マイクロスコープはありません。そういったところで時間をかけて清掃をしても無意味なのでしょうか。
③神経を抜く
根管治療ではなく、
セメントを埋め込む治療というのは
残根に対しても行えるのでしょうか。
④本来は抜いた方が良いと言うのは
根管治療は時間がかかる上、最終的には弱って抜く結果となる事を見越しての事でしょうか。それとも
根管治療をして残しても細菌等による汚染の心配がある為なのでしょうか。それとも
マイクロスコープでしっかりと清掃が出来ればその心配はないのでしょうか。
残根を抜かない上、根の清掃等もしなくて大丈夫なのかとても心配しております。
これまで何もせずに放置していたことに比べると遥かに状態は良くなると思うのですが清掃の件がどうしても気にかかります。
アドバイスを頂けると幸いです。