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ご相談

エナメル質形成不全の歯を削って埋めるのは適切な治療ですか?

カスタード様38歳女性
小学生の子供の6歳臼歯エナメル質形成不全と診断されています。
以前、側面の筋に小さな穴がありしみる症状があったため、少しだけ削り穴を埋める処置を受けました。
その埋めていた樹脂が外れたため再治療をする事になったのですが、また外れてしまう危険性があるため、今回は削る範囲を広めてしっかり埋めた方が良いと言われました。
ですが、虫歯ではない歯の広範囲を削る事に抵抗があります。(削ると元には戻らないですし、削って樹脂で埋めた歯は再度虫歯になるリスクが高いと聞きます)
外れてしまうリスクと広範囲削るリスクを考えると、どちらの方が良いのか先生方のご意見が知りたいです。
エナメル質形成不全の治療では積極的に削る処置はあまり行わないと聞いた事があります。
この場合、削って埋める処置をする事は適切な治療なのでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
当院でもエナメル質形成不全の患者さんは何人も見ていますが、その個人個人の状態によって、同じエナメル質形成不全という病名でもやっている処置はそれぞれ違います。
時と場合によりけりです。
一概にこちらのほうがいいということは言えません。
エナメル質形成不全であっても、口腔内のカリエスリスクが低いと考えればそのままのほうがいいこともありますし、エナメル質の形成不全の大きさ、形態、位置、その他によってもしっかり削ってかぶせたほうがいいのか、それとも削らないで置いたほうがいいのか、といったことも変わってきます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
担当する先生の考え方に左右されると思いますが、やはり削る、削らないは別にして、形成不全部分を覆うことは重要かと思います。

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