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ご相談

差し歯が外れ通院しているが、2ヶ月経っても治療が始まらない。

nobi様71歳女性
幼少期より虫歯になりやすく、抜歯の経験も複数回あります。
上下に差し歯治療をしております。
今回、奥歯のブリッジ差し歯が外れたため、昨年12月16日が初診でした。
その後今年2月18日までに10回の通院です。
5回は衛生士の歯垢除去とブラッシング指導、後の5回は医師からのレントゲンを見ての歯根状態や今後必要とされる治療の見通し 説明のみでした。
ブリッジの土台とされる1歯が歯茎まで欠損との事で、抜歯が必要との説明でした。
説明の中で インブラントがベストである事なども時間をかけ丁寧に伝えられましたが、流石に2ヶ月間、奥歯4本無しは食事も辛いと訴えやっと3月6日に抜歯となりました。

疑問は2点あります。
・初診日後2ヶ月、5回の先生の診察は説明のみというケースはあるのでしょうか。
抜歯3日前から抗生剤セフゾン100mmを9錠、1日3回服用と処方されましたが、抜歯の3日前からの抗生剤服用は通例なのでしょうか。

転居のため、初見の個人歯科医院です。
よろしくお願い致します。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
> 疑問は2点あります。
> ・初診日後2ヶ月、5回の先生の診察は説明のみというケースはあるのでしょうか。

通常は処置に入っていってもいいように思えます。


> ・抜歯3日前から抗生剤セフゾン100mmを9錠、1日3回服用と処方されましたが、抜歯の3日前からの抗生剤服用は通例なのでしょうか。

抗生剤ですが、本来血中濃度を一定にすることが必要なものです。
それによって症状が改善されてきますので、一番いいような気はします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> ・初診日後2ヶ月、5回の先生の診察は説明のみというケースはあるのでしょうか。

治療方針について決定してるんでしょうか?
治療方針が決まらないのに治療をすることはできません。
歯周治療を先行して衛生士さんがしっかりとブラッシング指導や歯石除去をするということに3か月くらいしっかりとかけ、そのうえでどのように治療のゴールを持っていくのかをしっかりと話し合い、ゴールが決まった時点でやっとむし歯の処理などの治療を始めるというのが本来あるべき姿といえなくもありません。
よりそういう方針で行っている歯科医院なんだろうと思います。

歯科医院によってその治療方針は様々です。
その歯科医院ではそれが通常であり、そういう治療コンセプトのもと治療をしているのでしょう。
より大掛かりな、全顎的なしっかりとした治療をするためにはとても大切なことです。
例えば小さなむし歯でも底を治療ということで穴を埋めてしまったら、今後その歯の高さが足りない、咬み合わせの都合上、もっと高さを出さないと噛めなくなるなどの問題が生じることがあります。
それなら最初からそう言ってもらってそういう治療をしておけば、、、あとからならいくらでも言えますが、それを実際に行っているということだと思います。


> ・抜歯3日前から抗生剤セフゾン100mmを9錠、1日3回服用と処方されましたが、抜歯の3日前からの抗生剤服用は通例なのでしょうか。

通例ではないと思います。
術前投与はヨーロッパでは有効とされていますし、その方が効果が高いとも研究論文ではなっています。
日本でも心臓病などの治療のガイドラインには術前投与が推奨されていますし、それが理想なのかもしれませんが、実際には保険上そうするとはねられることもあり、現場では戸惑っているというところがあります。
3日前ということに関しては私も賛同はしませんが、いろいろな考えがあるということでご理解ください。

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