> ・初診日後2ヶ月、5回の先生の診察は説明のみというケースはあるのでしょうか。
治療方針について決定してるんでしょうか?
治療方針が決まらないのに治療をすることはできません。
歯周治療を先行して衛生士さんがしっかりとブラッシング指導や
歯石除去をするということに3か月くらいしっかりとかけ、そのうえでどのように治療のゴールを持っていくのかをしっかりと話し合い、ゴールが決まった時点でやっとむし歯の処理などの治療を始めるというのが本来あるべき姿といえなくもありません。
よりそういう方針で行っている歯科医院なんだろうと思います。
歯科医院によってその治療方針は様々です。
その歯科医院ではそれが通常であり、そういう治療コンセプトのもと治療をしているのでしょう。
より大掛かりな、全顎的なしっかりとした治療をするためにはとても大切なことです。
例えば小さなむし歯でも底を治療ということで穴を埋めてしまったら、今後その歯の高さが足りない、
咬み合わせの都合上、もっと高さを出さないと噛めなくなるなどの問題が生じることがあります。
それなら最初からそう言ってもらってそういう治療をしておけば、、、あとからならいくらでも言えますが、それを実際に行っているということだと思います。
> ・
抜歯3日前から
抗生剤セフゾン100mmを9錠、1日3回服用と処方されましたが、
抜歯の3日前からの
抗生剤服用は通例なのでしょうか。
通例ではないと思います。
術前投与はヨーロッパでは有効とされていますし、その方が効果が高いとも研究論文ではなっています。
日本でも心臓病などの治療のガイドラインには術前投与が推奨されていますし、それが理想なのかもしれませんが、実際には保険上そうするとはねられることもあり、現場では戸惑っているというところがあります。
3日前ということに関しては私も賛同はしませんが、いろいろな考えがあるということでご理解ください。