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ご相談

前歯をブリッジからインプラントにしたいと考えています。

志乃様35歳女性
私は母からの遺伝で、下の前歯に生まれつき大人の歯がなく、二本とも乳歯のままでした。
(2本の乳歯は非常に小さく、幅は2つ合わせて大人の歯1本分しかありませんでした)

22歳になった半年前、見た目が悪いという問題から、治療することになりましたが、歯医者さんからは、「下の歯の2番を削り、間に1本分(幅が狭いため)合成歯を入れる」という、ブリッジについてしか説明を受けませんでした。
(後から知った事ですが、その歯医者さんではインプラントの治療を行っておりませんでした)

現在、私の下の歯は、2番が両方とも神経を抜かれた状態のブリッジをしております。

しかし、同じく神経を抜いている母のブリッジ部分が入れ歯になったことから、将来について不安を抱き、自ら調べた結果、インプラントの存在や、ブリッジのリスク(いずれ土台となった歯が悪くなって、抜歯という結果になる場合が多い等)について知りました。

将来、入れ歯にはなりたくありません。

心の底から、インプラントにしておけば良かったと後悔しています。

歯医者さんは、なぜインプラントという選択肢について説明してくれなかったのかと、やりきれない気持ちでいっぱいです。

【質問内容】
1.今からでもインプラントにするべきでしょうか。
 その場合、いつまでにインプラントにするのが望ましいでしょうか。
ブリッジに30万払ったので、今すぐだともったいないという気持ちがありますが、ブリッジのままだと骨が薄くなって、手術の際に移植が必要になるのではと不安なので、いつまでにインプラントにするべきか大体の目安が分かると嬉しいです)

2.インプラントにすると、土台の歯には被せ物をすると思いますが、神経を抜いてしまって弱くなった土台の歯は、いずれ歯周病虫歯によって結局は抜歯される可能性が高いのでしょうか? 
土台が2本ともだめになった最悪の場合、インプラントが3本となるのでしょうか…

何卒、ご回答のほど宜しくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> 将来、入れ歯にはなりたくありません。
> 心の底から、インプラントにしておけば良かったと後悔しています。
> 歯医者さんは、なぜインプラントという選択肢について説明してくれなかったのかと、やりきれない気持ちでいっぱいです。

保険証を出して治療を受けようとした場合、基本的に歯科医師側としては保険治療での治療を提案するのが基本だと思います。

保険証を出して治療を受けようとしたのに、いきなりインプラントを勧められて、嫌だった、不信感を持った、もうけ主義ではないのか、というような相談も多いことから、インプラントを提案しないというのもいたしかたない面もあります。

> 【質問内容】
> 1.今からでもインプラントにするべきでしょうか。
> その場合、いつまでにインプラントにするのが望ましいでしょうか。
> (ブリッジに30万払ったので、今すぐだともったいないという気持ちがありますが、ブリッジのままだと骨が薄くなって、手術の際に移植が必要になるのではと不安なので、いつまでにインプラントにするべきか大体の目安が分かると嬉しいです)

すでにブリッジをしているのであれば、それを長持ちさせるのが一番だと思います。

今のブリッジを丁寧に20年使ったとしたら、その時には新しい技術が出来ているかもしれません。

今やり直すことは無意味だと思います。

> 2.インプラントにすると、土台の歯には被せ物をすると思いますが、神経を抜いてしまって弱くなった土台の歯は、いずれ歯周病虫歯によって結局は抜歯される可能性が高いのでしょうか? 
> 土台が2本ともだめになった最悪の場合、インプラントが3本となるのでしょうか…

健康な歯と比べるとやはり有意に歯の寿命としては短くなるでしょうが、それをいかに長持ちさせるかを考えて手入れをすることが重要だと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
1.今からでもインプラントにするべきでしょうか。
その場合、いつまでにインプラントにするのが望ましいでしょうか。
ブリッジに30万払ったので、今すぐだともったいないという気持ちがありますが、ブリッジのままだと骨が薄くなって、手術の際に移植が必要になるのではと不安なので、いつまでにインプラントにするべきか大体の目安が分かると嬉しいです)

確かにインプラントはとても良い処置だと思います。

が、決して万能ではありません。

感染が起こった場合、ブリッジより厄介なことになります。

ということを踏まえまして、年齢から今のものに問題がないようでしたら、私は急ぐ必要はないと考えます。

インプラントにすべき年齢ですが、若い方が骨の治り方とかが良いことはわかっていますが、多少高齢になっても問題はないと考えますが、女性の場合は閉経後の骨には少し問題が出てきますので、インプラントにするのであれば、そのあたりまでが一番ベストではないでしょうか。

骨を作る処置が必要になる場合と、現存する骨を最大限に利用してインプラントすることも可能ですので、そのあたりは主治医となる先生との相談が大事になります。

2.インプラントにすると、土台の歯には被せ物をすると思いますが、神経を抜いてしまって弱くなった土台の歯は、いずれ歯周病虫歯によって結局は抜歯される可能性が高いのでしょうか? 
土台が2本ともだめになった最悪の場合、インプラントが3本となるのでしょうか…

現在のブリッジですが、まずは歯周病虫歯にならないように定期的な処置、健診を継続することで長期間持たせることが可能なはずです。

また土台が2本駄目になった場合のインプラントですが、3本という選択肢と2本でブリッジという選択肢があります。

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