出っ歯と
噛み合わせ改善のために矯正治療を始めて、現在1年半が経過したところです。
上下左右4番を
抜歯し、ブラケットはデーモンシステムを使用、シミュレーションやコンピュータによるワイヤー形成はせず、調整の都度、先生が自身の目で判断して形状記憶のストレートワイヤーとパワーチェーンを交換し、
抜歯部分のスペースを埋めていく方法で治療を進めています。
ゴムかけはしていますが、アンカースクリュー等は使っていません。
私の様な治療のアプローチを行っている場合、出っ歯改善(前歯をどれだけ後方に下げることができるか)の程度は、先生の技術によって大きく変わるものなのか、ご見解をお聞きしたいのです。
抜歯部分のスペースを埋めていくプロセスにおいて、前歯が後ろに動こうとする作用と、奥歯が前に動こうとする作用の両方が働くと思います。
その際、両方からの相反する作用が働く中で、前歯をどれだけ後方に動かすことができるかというのは、先生の技術によって差が生じてくるのでしょうか。
それとも、(アンカースクリュー等を使用しない場合)元々の個人の骨格や
口腔内のスペース等によって、何ミリ空いたスペースに対して前歯を何ミリ後ろに動かせるかというのは、どの先生が治療をしてもあまり差は生じないのでしょうか。
また、コンピュータで形成したワイヤーを使用すれば、前歯が後方に動く程度は異なるのでしょうか。
よく「矯正医によって矯正治療の結果(仕上がり)が異なる」と聞くのですが、ご教示いただければ幸いです。