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ご相談

前歯のプラスチックの被せ物が1週間で取れてしまいました。

まさ様30歳男性
下の前歯の治療をしまして、保険治療で被せ物(裏が金属、表がプラスチック)をつけてもらいました。
しかし、その1週間後に歯磨きをしている際に被せ物のプラスチック部分(前装部分)が取れました。
その旨を歯科に伝えると、「プラスチック部分を少なくして、金属でプラスチックの上下を掴む形で被せ物を作ります、歯の上下で金属が見える状態になることを了承頂けますか?」と言われました。
前歯の治療で銀歯が見える状態にするのは一般的なのでしょうか?
また、「金属とプラスチックは元々くっつかないので外れることがある」と言われたのですが、流石に1週間で外れたのは技工に問題があるように思うのですが、普通被せ物はどのぐらいの期間持つのでしょうか?
プラスチック部分だけが外れるケースもよくあることなのでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
被せ物が壊れたんですね。
下の前歯が上下に噛むとして、その力はもちろん個人差が非常に大きいです。
深い噛み合わせの人もいれば、開咬、前歯が当たらないような人もいます。
歯ぎしりをする、しないでも大きく変わります。
技工操作が未熟なためにすぐに壊れたという考え方もありますが、作った強度を超えるくらいの力がかかる状態というように考えることもできます。
保険では金属の上にレジンを貼り付けます。
そして言われた通り、基本的には金属とレジンはくっつかないので機械的にかませており、一度壊れたということからそれに対応するため噛む面を金属にするということも対応としては仕方のないことかもしれません。

ほかの歯科医院なら再度費用はかかると思いますが作り直せると思います。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
かつては、金属とプラスチックはくっつかないということで、金属の表面に維持のための凸凹を付けたり、外枠は金属にして直接プラスチックに圧がかからないような工夫をして作っていました。
しかし、最近は接着技法がすすんできて金属とプラスチックをくっつける性能の良い接着剤が用いられるようになり、設計も大分変り金属の枠を作らなくともよい形になっています。
それでも何年か経つとひずみが生じて剥がれてくるのはやむを得ないことかもしれません。
しかし、中には食いしばり歯ぎしりなどの癖があり、夜間に日中普段はかからないほどの圧力で咬んでしまう方もおられます。
想定以上の圧力がかかり壊れてしまう方もいるようです。

プラスチックの厚みが十分取れるように土台の歯を少し短めにしたり、咬み込みが強いことを想定して接触を軽めに調整するなどの工夫が必要かもしれません。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
通常は数年持ちますが、歯ぎしり食いしばり等がある場合、可能性はあります。
金属が見えるということで持ちは明らかに違ってきます。

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