歯のお悩み相談詳細

ご相談

根の治療中、炎症が治まるまで様子を見るのは正しい治療ですか?

ゆう様33歳女性
2ヵ月ほど前から上奥歯の根の治療をしており、本日最終的な薬を詰め、次回土台を入れる予定です。
薬がきちんと入っているか確認するため、レントゲンを撮りましたが、根の先がほんのり黒いです。
先生には、レントゲンの角度の問題の可能性もありますが、治療の経過として最終的な薬を詰めた後、数ヶ月ほど様子を見て、炎症が治まっていくかどうかを見ていくことが一般的と言われました。

これは、治療方法としては正しいでしょうか?
それとも、本来は炎症が治まるまで根の治療を続け、炎症が治まってきたら薬を入れるものでしょうか?
不安ですので、ご意見いただきたくよろしくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
主治医の言われていることが正しいと思います。
根尖部の黒い影は何年経っても変わらないということもあります。
(でもそれで症状がなければ問題ありません。)

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
根の先の黒いのは根の中の感染が原因で膿が溜まっていたりして肉芽が形成されていたりして骨が粗造になったり、吸収されているためX線の透過が多いため黒く写ります。
原因となっている根の中がきれいになるとその肉芽は生体にとって単なる異物になってしまいますので、自然に吸収されてくるようになります。
先生がおっしゃったように生体の反応ですので何か月かかかります。
現在痛み・腫れも無く落ち着いているのであれば、根の治療がしっかりしてあれば心配いりません。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
根の治療ですが、最終的にはご自身の体が治す為の状態作りです。
経過観察は決して間違いではありません。
黒い影が無くなるのを待つとすれば年単位になる可能性があります。

片桐 英一 先生からの回答

片桐 英一
大阪府
片桐歯科医院
片桐 英一先生
根管(根の内面)を削ったり、薬を付けたりすることを感染根管治療といいます。
即ち、根の治療の目的は根の内面から感染している歯質を除去することです。
除去して出来た空間を埋める事を根管充填と呼びます。
この治療で根の治療は完了ですが、レントゲンなどで見られる根の先端部位の陰は根の内面の感染した歯質を感染源とした二次的なものと考える事が出来ます。
感染源が無くなることで、自然治癒が期待出来ます。
その期間は大体3〜5ヶ月位と言われています。

基本的な根の治療の概念と考えて下さい。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
ゆう 様、初めまして。
根尖病巣の治り方をお知りになりたい事と拝察申し上げます。

一般的に、歯根の先端周囲に出来る根尖病巣は、根管充填後、数か月から数年かけて治癒していきます。
従いまして、主治医の先生の御説明は、正しいと思われます。

今後共引き続き通われて下さいね。

歯科医院を探す

全国約68,000件の登録歯科医院より、お住まいの地域や治療内容にあった歯科医院を検索できます。

根(神経)の治療に関するお悩み相談

お口の悩みを歯科医師に相談する

ログイン 歯の悩みを相談 歯科医院を検索