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銀歯をハイブリッドにしてから固いものや冷たいもので痛みが出る

すいすい様42歳女性
銀歯をハイブリッドインレーにしてから、普段は痛みはないのですが、固いものを噛むとズキっと痛みが出るようになりました。
それと、冷たいものを飲むとジワーっと痛みもあります。
1ヶ月以上様子を見たのですが、症状が改善しなかったので再度診てもらったのですが、冷たいもので痛みがあるのなら歯茎の治療で良くなるかもしれないと何度か歯茎の治療をしてもらいました。
しかし症状が変わる事はなかったので、インレーがズレているかもしれないと入れたインレーを一度外してセメントを入れた状態で様子見となりました。
それでも症状が変わらず噛む時だけ痛みを感じます。
またグッと指で押すとその歯の一部が痛みます。
冷たいものを飲んだ時の痛みもまだ続いています。
一向に良くならず、先生にはにお手上げだと言われました。
神経を抜いたら痛みがなくなるか聞いたところ、断言できないと言われ、神経を抜いても痛みが残ってしまったらただ体を痛めただけになってしまうと、今後の治療方針は自分で決めて欲しいという感じです。

・硬いものを噛んだ時の痛みが残ったままハイブリッドインレーを再度入れる。
・痛みが無くなるかは分からないが、神経を抜く。(この場合詰め物インレーではなく被せ物クラウンになるのでしょうか?)

この選択になるのかと思うのですが、どちらが良いのか選択できないまま、セメントを詰めている状態です。

今後の治療はどのようにしていけば良いでしょうか?
神経を抜いたとして痛みが残った場合、その先の治療はどうなっていくものですか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
とても難しい問題だと思います。
神経をとっても痛みが取れないという可能性があるというのは、例えば根っこの先のほうで歯の根っこにひびが入っているとか、セメント質の剥離があるとか、そういう場合です。
この場合は無駄に神経をとらないほうがいいかもしれません。
ただ違和感はずっと続く可能性はあります。
どちらがいいということは言えないんです。
もちろん神経をとって痛みが消えることも考えられます。
もしくはたいてい消えてしまうでしょう。
今の痛みの程度と、神経をとることに対するデメリットをはかりにかけ、神経をとったほうがいいやと思うくらい痛みがあるのかどうかという点にかかってくるので、痛みを感じている患者さんにしか最終判断はできないと思います。

神経をとった後の処置については被せるか詰めるかを決めるのは実際に診ている先生です。
どちらの場合もあり得るので聞いてみてください。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
すいすい 様、初めまして。
むし歯の治療後の経過がご心配の事と拝察申し上げます。

実際にすいすい様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、
一般的に

1.浅い虫歯の場合
充填処置のみ。

2.深い虫歯の場合
 1)特に症状(しみる、痛い等)が無い場合
  神経を保護する為、裏層後充填
 
 2)症状が有る場合(しみる、痛い等)
  鎮静作用のあるセメントで間接覆罩、経過を見て問題なければ充填
  (約3か月以上経過をみます)

3.神経まで虫歯が達している場合
 1)症状が無い場合
  直接覆罩後経過を見て充填処置(約3か月から6か月経過観察)
     

 2)症状が有る場合
  抜髄(神経を取る)後充填或いは被せ

かかりつけ歯科医院でよく診査して頂いて下さいね。
お大事にどうぞ。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
> ・硬いものを噛んだ時の痛みが残ったままハイブリッドインレーを再度入れる。

一度仮のセメントで様子を見るのもいいと思います。


> ・痛みが無くなるかは分からないが、神経を抜く。(この場合詰め物インレーではなく被せ物クラウンになるのでしょうか?)
> この選択になるのかと思うのですが、どちらが良いのか選択できないまま、セメントを詰めている状態です。

できれば神経は残しましょう。

もしかすると、セメントの中に気泡が入っている、セメントとの相性が良くないことが考えられます。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
歯髄が興奮している場合など、最終的な修復処置をすぐするのではなく、虫歯の治療として歯髄の鎮静化を時間を掛けて図ってみるのも一つの方法かと思います。

どうしても症状が取れないときは抜髄処置もやむを得ないでしょう。

神経をとると一時的に咬む力が落ちますので、咬んで痛いという感覚がますますひどくなりますが、それを避けるためには暫く直接の噛み合わせの刺激が加わらないように、直接かみ合う部分を少し削るという方法を取ることもあります。
この処置をした場合は、根の治療が終わり、症状が改善した後、部分的にしろ被せることになります。

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