歯のお悩み相談詳細

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ブリッジ部分の知覚過敏が悪化し、インプラントを検討しています

PUT様43歳女性
虫歯で抜け落ちた歯の両側が健康な歯だったのでブリッジをしたのですが、知覚過敏が悪化して鎮痛剤を飲んでも治まらない激痛が続き、片方の歯の神経を取りました。
またブリッジをしたら、奥歯が同じ症状になって神経を抜く可能性もあるし片側が神経の無い歯でブリッジすると10年くらいで折れてしまうリスクもあると言われたので、インプラントを考えたのですが歯の骨が2ミリしかないと言われ、サイナスリフトという全身麻酔を行い顔がパンパンに腫れる手術を行うしかないと言われました(手術とインプラント代で70万)

そこまでの手術をするなら両側の歯に問題が起きてからインプラントを考えればいいのでは、とも言われました。
そのことを別のインプラントの医師に電話で聞くと、横からじゃない歯茎の上からいく別の手術(手術とインプラントで38万)で出来ると言われて検査してみたいと思ったのですが、その事前検査費用も2万円以上すると言われて気軽に検査していいものかと迷いました。
何を信じればいいのか不安でたまりません。
アドバイスお願い致します。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
インプラントの治療で悩みですね。
サイナスリフトには、ラテラルアプローチと、クレスタルアプローチという2種類があります。
2mmということはラテラル(側方)アプローチの適応ですが、クレスタルでも行っている先生はいるようです。
そのあたりは先生の技術の問題なのでどちらが正しいとかそういうのはありません。
また検査もCT撮影など様々な検査を行うので費用が掛かるのも仕方のないことでしょう。

難しい選択だとは思いますが、いいと思うほうを信じて行ってください。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
上顎骨には上顎洞という空洞があるので場所によっては骨の厚み(インプラントをするための深さ)が確保できないことがあります。

そんな時はその上顎洞を形成している骨にくっついている粘膜を骨から剥離してそこに自家骨・人工骨などを詰め込んで厚みを確保してインプラントをします。
その上顎洞へのアプローチの仕方が違う訳です。

サイナスリフトは頬側の骨に穴を開けて(実際にはくり抜いてはがします)上顎洞粘膜を剥離するやり方で比較的大がかりになります。
私は局所麻酔で行いますが、幸いなことに術後もそれほど腫れた経験はありません。

一方、横からじゃない手術というのはインプラントをする穴を開けた際今回は2ミリで上顎洞粘膜に到達するわけですが、その際粘膜を傷つけないようにその部分の骨をくりぬいて、その部分に必要とされる量の骨補てん剤を転入していきながら上顎洞粘膜を持ち上げていき、同時にインプラントをするやり方です。
通常は骨が5ミリあれば同時に行うことができると言われていますが、上手な方は1〜2ミリの骨でも同時にオペを行っているようです。

手術方法は、どちらでも対応可能だと思います。

インプラントの場合、補綴費用は別途だと思いますので、終了までの費用をよく伺ったうえ、ご予算との相談も必要かと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
お近くの大学病院歯科インプラント科で、一度説明を聞いてみてもいいと思います。

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