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ご相談

虫歯は神経まで行っていないと言われたのに、神経を抜きました。

みーちゃん39様30歳女性
はじめまして。
2,3年前にチョコを食べたり、冷たい物を飲んだりする時にズキっとなり始めました。
通っていた所に相談しても原因がわからず、他の所に行くと治療した所の虫歯との事でした。
大きな虫歯ではあるが、神経までは行っていないので削って詰めて終わりとの説明でした。

それから1年程経った現在、頻度は少ないですがたまに痛むようになりました。
引っ越した事もあり、また違う歯医者に行った所、前に治療して頂いた所に大きな虫歯があるが、神経までは行ってない、けど神経を抜く処置をします、と言われ、歯が上半分削られてしまいました。
その時に説明や質問をしなかった私が悪いのですが、神経を抜く事について調べたら不安しかなく…ズキっとするのは神経に菌が入ってるという事なのかもしれませんが、神経まで届いてないのに神経を抜くという理由が理解できず、不安でいっぱいです。
痛み止めを貰いましたが、麻酔が切れた今、ズキズキと痛みもあり次の治療までも不安で…実際に見てみないとわからないかとは思いますが、何か助言して頂けると不安も少しはなくなるかなと…。
すみませんが、宜しくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
神経を取ることに不安があるんですね。
神経にまで達しているかどうかという点だけで神経を抜くかどうかを決めるわけではありません。
すでに2回目のズキズキ感があり、一度詰めているのにだんだんその痛みが増してきているという状況や、実際に削ったり、レントゲンで見てみたりして歯質が残り少ないような場合、神経を取ったほうがいいという判断をすることがあります。
例えば今の時点ではギリギリ何とかなっているが、歯質が少ないので、突然歯が割れて強烈に痛みが出だしたりしたらどう思うでしょう。
あの時折れそうなくらいに歯質が残っていなかったのに何もしてくれなかった、折れる予測が立つのであればその時何らかの処置をしてくれていればよかったのでは、というように思うことがないでしょうか?
(実際ここにはそういう相談も多々あります。)
もちろん予測不可能なことではあるので絶対ということは言えませんが、このように決まりきったことだけが正しいというわけではないのが医療の世界であり、だからこそその判断は非常に難しいものなんです。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
神経を取る場合ですが、必ずしも神経まで虫歯が波及しているとは限らないこともあります。
神経まで炎症等が波及していることが疑われる場合、やむなく取ることがあります。
特に痛みが多発する場合、温かいものに対し症状がひどく発現するときは、神経に炎症が波及していると考えることがあります。
万が一神経を取った場合、定期的にメンテナンスをかけて、歯を守ることで十分機能しますので。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
実際のところ深い虫歯の場合、神経の部屋まで行っているかどうかは、削っているときに神経が見える状態まで行った場合以外解りません。
本来なら、歯髄に達すると出血があるはずですが、麻酔効果のため貧血を起こしていますので、出血は見られません。
肉眼的に確認できないほどの針の先ほどの接触があった場合、治療後の違和感も取れず、やがて歯髄壊死壊疽が起こり患者さんに根の治療が必要になるケースも多々あります。
その可能性が高いと診断したための処置だと思います。
神経を取った直後は、圧力を感じる歯根膜という根の周りの組織が過敏に反応するようになりますので、咬むと痛いという症状が出やすいです。
それもいずれ治まります。

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