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サイナスリフトとGBRの違いを教えてください。

ゆうゆ様49歳女性
左上奥歯を2本抜歯予定で、骨が足りないために抜歯後人工の骨を足して半年おく治療方法を提案されました。
サイナスリフトGBRという治療方法の違いを教えていただきたいです。
ちなみに、治療費用は2本で4万円くらいとの説明も受けています。

初めてのことで不安でいっぱいで、術後の痛みや腫れなどネットからの情報で更に恐怖を感じています。
家族には心配をかけたくないのでインプラント治療のことは話さずにやるつもりでいるのですが、顔の腫れなど目に見えて変化があると…と思うと心配です。

よろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
インプラント治療での質問ですね。
サイナスリフトというのは上顎洞という空洞のところに骨補てん材を入れて、骨に置き換わるのを待つ方法、GBRというのはインプラントを入れたときにはみ出したインプラント側面に骨補てん材を置いて、骨になるように待つという手法です。
(言葉だけで説明することは非常に困難なんですが、ネットでそれぞれを検索すればもう少し図などでわかると思います。)
やはり外科手術なので全く腫れないかというと腫れることのほうが多いと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
ゆうゆ 様、初めまして。
インプラントの手術手技でご不安の事と拝察申し上げます。

サイナスリフト法は、上顎の骨が少なくて、上顎洞内にインプラントの支持を求める場合に行われる手法です。
上顎洞粘膜を突き破らないように粘膜を持ち上げ(リフト)、粘膜と骨の間に、自家骨或いは人口骨を填入し固定する方法です。

GBR(骨誘導再生)法は、骨の少ない部分に、自家骨或いは人工骨を填入し生体材料でできた人工メンブレン(専用の膜)で覆う事により、骨を再生する方法です。

GBRのみでは、それ程腫れる事はありませんが、サイナスリフトの場合に、時に少し腫れが出る場合も有ります。
上顎洞の状態、患者様の抵抗力(免疫力)の状態、術者の熟練度等により、変わってきます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
サイナスリフトですが、奥の歯の根の先には上顎洞という空洞があります。
その部分の粘膜と骨の間に人工的な骨を入れ込むことで骨の量を内側に作る方法です。
GBRは現存する骨と、歯肉側になりますが、骨の上に骨膜という膜が存在します。
その間に人工的な骨を入れ込んで、骨の量を増やす方法です。
多少なりとも腫れが出ますが、1週間程度の腫れかと思われます。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
初めてのことで不安がおありになるのはよくわかります。

GBRとはインプラント処置をするのに骨が足りない場合に、必要な骨の量を増やす「骨造成法」のことをいいます。
サイナスリフトとはその中でも、上顎にある上顎洞という空洞までの距離が近くてインプラントができないときに、その上顎洞粘膜を骨からはがして押し上げてスペースを作り、骨造成をすることをいいます。

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