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ご相談

2017/02/05

根(神経)の治療治療中

根の治療でペリオドンを使ったら痛みが長く続いています。

ラッキー様49歳女性

一昨年の9月に左下6番を抜髄し、これまでずっと根治中です。

昨年の6月に一度根充しましたが、レントゲンで炎症が治まりきってないとのことで、4根中2根を根治のやり直しをしました。
数回通った後、ぺリオドンを入れたのですが3日後に激痛でぺリオドンを取ってもらいオープンの状態で、10日位抗生物質を飲み、ほぼ毎日消毒に通いましたが結局20日間近く痛み、鎮痛剤を飲み継ぎました。
先生からは根の先が割れてたり腐ってるかもしれないと言われましたが、残せそうな歯なので治療しましょうと言われ、痛みが治まった後これまで根治を続けていました。
リーマーで突っつく痛みが治まりつつあり根充間近でしたが、先日また痛みがあったため、1月31日にまたぺリオドンを入れました。
3日くらい経って強く疼いてきたので、ぺリオドンを取ってもらったのですが、昨日からまた強い痛みが出てきました。
また長く痛むのでは...と不安に思っています。

以上の経過からぺリオドンを取っても長引く痛みの原因は、根の先が取りきれないぺリオドンがしみていて痛むのか、根尖部が割れていてそこからぺリオドンが漏れたりして周りの組織が痛む場合があるのか、また別の原因がある場合があるのか教えていただきたいです。
そして、痛みが治まるためにはまた消毒と抗生物質しかないのでしょうか？
ぺリオドンの効果が薄まる治療法があるのかお聞きしたいです。
よろしくお願いします。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

痛みが続くと嫌ですよね。
でも歯科医師も何でも分かってやってるわけではありません。
いろいろと推測しながらいろいろな可能性のことを考えながら治療を行っています。
医療では常にこうやったらこの薬が効く、ただどの薬も100パーセントその効果が出るわけではなく、効かない場合も、副作用が強く出る場合も様々あります。
それに対してはできることをいろいろ手を変え品を変え試していくしかありません。
根管治療はその最たるもので、思った通りに反応しないことも多々あります。
それは細い根っこの先のほうはすべて手作業で目に見えないところを推測しながら触っているからです。
ただこれだけ長い間同じ先生に診てもらってダメなのであれば、ほかの歯科医師に診てもらうということも考えたほうがいいです。