被せものの種類によってお悩みなんですね。
確かに全国的な平均と比べると高いような気がします。
ただこの
ブリッジの値段というのも、何をもっての値段なのかというととても判断が難しいものなんです。
例えば土をもってきてこねて焼いて、、、素人の私がしたらそれこそ値段は付かないと思います。
でも人間国宝の陶芸家が作ったものにはそれこそ数千万の値段が付きます。
たとえ同じ材料であったとしてもです。
これと似たように歯科の被せにもそれ相応の技術が伴っているわけです。
その歯科医院というか歯科医師は私の価値がその費用であるというように値段設定をしているわけです。
なのでいくら高くてもいいわけです。
患者さんがそれを望むか望まないかというのが選択になってきます。
そこがあまりに高いと思われるならほかの歯科医院に代わるしかないと思いますが、すでに土台まで立てているようであれば土台の費用については支払う義務が生じると思います。
(
保険のルールで
自費の被せの場合には土台についても
自費になるというのがあります。)
ジルコニアと
メタルボンドですが、両者とも単一の材料のことではありません。
ジルコニアといっても
ジルコニアの上に
セラミックを盛り足しているものであったり、
メタルボンドというのはメタルの上に
セラミックを焼成したもの、ということになります。
セラミックも粉と水を混ぜて焼くものや、成分の種類によって様々なものがあり、それをどちらのほうがいいかということを一言ではいうことができません。
金属を使用しないのが
ジルコニアのメリットですし、昔からある安定した材料ということでは
メタルボンドのほうが歴史があります。