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オールセラミックブリッジについて教えてください。

しおり様27歳女性
私は、2週間ほど前に階段から落ちて歯が一本根っこごと抜けてしまいました。

根っこがないため、差し歯ができないと言われとました。
まだ15歳ということでブリッジをおすすめされたのですが、正直、健康な歯を削ることには少し抵抗があります。
なので、歯を削らない、治療時間が短いオールセラミックブリッジにしようと思っているのですが、
 ・どんな風に治療するのか
 ・痛みはあるのか
 ・見た目に違和感はないのか
 ・自分の歯のように噛むことができるのか
などの疑問が数々あります。

また、治療をする前まで仮歯を入れてもらうのですが、同じく、
 ・自分の歯のように噛むことができるのか
 ・見た目に違和感はないのか
などの疑問もあります。

なので、両方の質問に回答をくださると嬉しいです。

よろしくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
今はどういう状況なんでしょうか?
すでに歯が抜けている状態なんでしょうか?
再植などは試みなかったのでしょうか?
もしそうだとしたらとても残念ですが、歯がない状態ということですね。

歯が無くなってしまった場合出来ることはブリッジインプラント、入れ歯の3つの方法です。
隣の歯にプラスチックで人工歯をとりあえずつける、ということをすることは可能かと思いますが、やはり強くは噛めないと思います。
見た目はそこそこでしょう。
(これが仮歯の状態ということになります。)

インプラントは出来ればというか基本的には18歳以上にならないと適応症とはなりません。
インプラント体が骨とくっつく率が下がるからです。
あと成長とともに歯ぐきのラインなどがずれます。

ではブリッジですがこれは両隣の歯を削るというデメリットがあります。
オールセラミックブリッジと言っても両隣の歯を削ることには変わりはないと思います。
アドヒージョンブリッジと言って歯の裏側に金属を薄く張り付けて行うブリッジがありますが、この場合は歯を削る量は最小限に抑えられます。

もう1つの方法、入れ歯ですが、これは両隣の歯を削る必要はないのでダメージは少ないです。
ただし見た目と面倒さがデメリットとして生じます。

残念ながら歯がないので何のデメリットも受け入れずに見た目、機能を満足させることは不可能です。
よく話し合って納得した上で治療をお受けになってくださいね。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
正直、この年齢でのオールセラミックには抵抗があります。
歯肉がまだ落ち着かない年齢ですので、もう少し、せめて18歳位まで、待った方がとも思ってしまいます。

歯の削る量が少ない接着性のブリッジでしばらく様子をみて、成人になってインプラントなどの処置に移行する、とも考えてしまいます。

オールセラミックですが通常どおり噛めますし、見た目も遜色ないと考えます。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
しおり 様、初めまして。
外傷による、歯の脱落でさぞお困りの事と拝察申し上げます。

一般的には、脱落した歯を洗浄後、骨に戻して4週間程固定して再び利用する事が多いのです。

今回は、それが出来なかった様ですので、無くなった歯の部分へは、以下の方法があります。
1.義歯(とりはずし)(保険可)
2.ブリッジ
 1)削って被せるブリッジ
 2)すこしだけ削って接着性ブリッジ
3.インプラント

お問い合わせのブリッジの件ですが、恐らく接着性のオールセラミックブリッジの事を指しているものと思われます。

接着性のブリッジは、
 利点として削る量が少なく歯に優しい。
 欠点は、強い咬合力には耐えられず、外れる事がある。
ブリッジ仮歯は、固い食材、粘着性の食材(ガム、あめ、キャラメル等)は不可です。

お勧めは、取り外しの義歯を入れておき、成人してからインプラント入れる方法がベストです。

お大事にどうぞ。

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