歯のお悩み相談詳細

ご相談

歯の神経を取らなければいけないのはどういう場合ですか?

かおり様25歳女性
歯の神経を取らなくてはいけないのはどういう場合ですか?

川原 正照 先生からの回答

川原 正照
広島県
医療法人社団誠美会 川原歯科医院
川原 正照先生
歯の深いところに神経と血管がありますが、ここまでむし歯が進んだ場合、そのままでは痛みが出たり、感染して歯の根っこの先(骨の部分)まで炎症が進み、歯を支えている骨を溶かすことがあります。
そういう場合、神経と血管を取って、痛みがなくなってからそこに防腐剤のような樹脂を入れます。
むし歯ではないけど歯にひびが入ったり割れた場合にも、そういう治療をしないといけない場合があります。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
虫歯が深く後の治療に支障が出る場合、温かいものに持続的にしみる場合、ずきずきとした自発的な痛みがひどい場合などかと思います。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
むし歯が進行して歯髄炎症を起こしている場合、痛みをとるために歯髄(いわゆる神経)をとります。
外傷によって歯髄まで破折が到達している場合もあります。
痛くなくてもむし歯をとっていくと歯髄までむし歯が進行しており、むし歯をとると歯髄が見える状態になることがあり、その穴をふさぐことができないような場合にも歯髄をとることがあります。
また形態的に詰めるだけでは持ちそうにない場合にも、芯で補強するために歯髄をとったりブリッジをしていくために平行性を持たせるために歯髄にどうしてもかかる場合、神経を取る場合もあります。

すでに化膿して歯髄組織が死んでいるという場合には、神経はすでにない状態なので正確に言うと神経を取るとはいえません。
ただわかりやすく根管治療を神経を取るというように言いかえる場合もあるので、このあたりが混同する一つの要因かもしれません。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
かおり 様、初めまして。

一般的に抜髄(神経を取る)になる場合は以下の様な時です。
1.歯髄炎
2.歯髄壊死
3.歯髄壊疽
4.虫歯歯髄まで達し、歯髄が感染している場合
5.抜髄をしなければ、その後の補綴処置(被せる処置)が出来ない場合

歯科医院を探す

全国約68,000件の登録歯科医院より、お住まいの地域や治療内容にあった歯科医院を検索できます。

根(神経)の治療に関するお悩み相談

お口の悩みを歯科医師に相談する

ログイン 歯の悩みを相談 歯科医院を検索