歯のお悩み相談詳細

ご相談

2015/08/24

知覚過敏で歯をコーティングしましたが熱いものがしみます。

uedamo様64歳男性
50代の男性です。
5年ほど前に一部の上の歯の歯茎が後退してその部分が知覚過敏と診断されました。
コーティングしてもらって解決しましたが、最近また痛みがましたので再度コーティングしてもらいました。
が、今回はあまり症状が変わりません。
以前と違うのは「熱いものだけがしみて、冷たいものは平気」というところです。
またなんとなくですが痛みは歯の下の方からきている気もします。

もしかしたら虫歯など別の原因による痛みなのではないかと思いまして質問しました。
(硬いものを噛んだ時も特に痛みはありません)
よろしくお願いします。

川原 正照 先生からの回答

川原 正照
広島県
医療法人社団誠美会 川原歯科医院
川原 正照先生
知覚過敏でコーティングされたけど、以前のように寛解しなかったということですね。
症状が進んで歯にひびが入っているのかもしれません。
レントゲンでよく確認してもらって、場合によったら詰めるか、被せるかしてもらった方がいいかもしれませんね。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯のお痛みですね。
症状からだけで判断することは出来ませんが考えられることをいろいろ書いてみますね。

まず知覚過敏ですが、知覚過敏というのは歯を横に揺さぶる力によって歯と歯茎の境目に起こる応力集中によってミクロのひびが歯の際のところに起こり、それによってしみるというものです。
歯を横に揺さぶる力によって歯周病も進行し、骨が下がり、歯の根っこも見えてきます。
ミクロのひびが起きている表面にはプラーク歯垢)が付きやすく脱灰が起こりむし歯にもなってきます。
ミクロのひびではなくてだんだんそのひびが大きくなってくることもあります。
実際に歯が割れてしまうこともあります。
それぞれが単独に起こっている現症ではなく、その程度程度で大まかにむし歯であるとか知覚過敏であるとか歯周病であるというように言っているだけで、実はその境目はあいまいで、それぞれが相互に絡み合って歯の症状が起こってきています。
そしてそのような炎症が起きていると、痛みをあまり感じないうちに歯髄壊死してしまうこともあります。
歯髄(いわいる神経)が死んでしまうと根尖病巣を作ります。
そうなると冷たいものがしみるのではなく温かいものがずんと響くようになってきたりします。
もちろんこれも歯髄が半分死にかけの状態のこともありますし、大きな根尖病巣にまでなっていることもあります。
奥のほうが痛いような感じがするということなので、もしかしたらいつの間にか歯髄が死んでしまっている可能性も考えられます。
知覚過敏のあるような方の場合、歯に力が加わっているのですがそういう場合根っこのほうに先にひびが入ったり、歯根表面のセメント質というところが剥離したりして症状を出す場合もあります。

これらのような可能性がたくさんある中でレントゲンを撮ったり、様々な検査をしてどういう病態なのかを想像しながら治療を進めていきます。
レントゲンを撮ってすぐにわかる場合もあれば、なかなかレントゲンに映ってこない場合もあります。
場合によっては治療が非常に困難な場合もありますが、しっかり見てもらって治療していきましょう。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
歯周病に関してもう少し見てもらうことと、刺激等により神経がダメージを受けている可能性も考えられます。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
uedamo 様、初めまして。
知覚過敏の症状の変化が気になる事と拝察申し上げます。

知覚過敏は、進行しますと知覚過敏歯髄炎歯髄壊死歯髄壊疽等の流れを進む場合があります。

歯髄壊死に近づきますと、冷たい刺激には反応せず熱いものに反応する場合があります。

uedamo 様の場合が、これに該当するか否かは、文面のみでは、判断が難しいところです。
担当医によくご相談下さいね。

お大事にどうぞ。

歯科医院を探す

全国約68,000件の登録歯科医院より、お住まいの地域や治療内容にあった歯科医院を検索できます。

その他に関するお悩み相談

お口の悩みを歯科医師に相談する

ログイン 歯の悩みを相談 歯科医院を検索