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ご相談

痛みの無かった歯の根を掃除したら痛くなり、治療方法に不安。

flowers様59歳女性
歯が欠けているのと、被せ物が古いということで治療が始まりました。
そもそも全く痛くなかった歯なので、ちょっと削って新しい被せ物をするのかと思っていました。
しかし、折角だから根の汚れをキレイにとっておきましょうと、根の掃除をしてから3回ほど薬を入れ替えました。
最終的に蓋をした翌日から、急に痛み始めました。
今まで一度も痛くなかったのに…。
痛みは3日程でおさまりましたが、頬の上から押すと痛いという状態で歯医者に行き、その旨先生に伝えました。
結果、根の治療のやり直し。
気長にやっていきましょう、ということになったのですが…。
そもそも痛くなかった歯。
掃除をしただけだったのに何故痛くなったのか、そしてこれから何回通えば終わるのか等々、全体的に不安です。

先生が一方的でなかなかコミュニケーションが取れないのと、不信感が出てきたのとで、こちらで質問させていただきました。
よろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
根管治療でのお悩みですね。
この辺りは我々歯科医師も非常に難しい判断を迫られるところです。
もともと痛くなかった歯をかけてしまったので治療のやり直しということですが、その場合もちろん根っこの治療をせずに土台を立ててかぶせなおすということはもちろん可能です。
ただその場合、もしその1年後に痛みが出たりした場合、やり直しが必要となってきます。

一度かぶせの治療を行うとたいていのところは補管といって2年間はかぶせの費用をもらわずにやり直しをしないといけないという縛りがあります。
(根っこの治療の不具合はかぶせたドクターの責任ではないのに、その責任だけは無理やり取らされるという保険のルールとなっているんです。)
またこれも学術的に、かぶせ物が合わなくなったり、仮の歯では、3か月もしないうちに根っこに詰めているシーラーは辺縁漏洩してしまうというデータもあります。
痛みのない歯をわざわざ根っこの治療をやり直すことによって、今回のように痛みが出てしまう可能性もあります。
でもそのうえで、理想的な治療を追い求めると、どうしてもやはりやり直しておいたほうがいい、という状況だったのだと思います。
うまくいけば理想的に痛みもなくしっかりと根っこの治療を行い、その責任をそのかぶせるドクターが負える、というか仕方がないと思えるという意味からも根っこの治療をしておきたいというのがドクターの気持ちです。

根っこの治療というのは非常に難しく、全然痛くなく、根っこの先のほうを触らずに細菌を残している状態だと後々痛みが出たり根尖病巣を発症したりします。
その経過は非常に長く、3年、5年、10年何も症状が出ないこともあります。
(逆に数か月でいたくなることもあります。)
しっかりと根っこの治療を根っこの先、骨のところまで行うとどうしてもそこは痛みを生じるところになります。
このちょうど一番いいところを詰めるのですが、それを手探りで行うわけですから至難の業であり、その時に痛みが出た場合にはその原因をいろいろな方面から考えないといけません。

今回痛みが出てしまったことは不幸なことですが、決して患者さんのことを適当に扱った結果ではないということだけはご理解ください。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
歯の中をきれいにすることは決して間違いではありません。

痛みについてですが、治療をすることで環境が変わることで痛みが出てしまうことがあります。
きちんと治療すれば大丈夫だと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
flowers 様、初めまして。
治療後の疼痛でご不安の事と拝察申し上げます。

文面より推測致しまして、根管治療根管充填をしていただいたものと思われます。

1.根管治療を開始中に疼痛が出ることはあります。
2.根管充填後に
 1)疼痛
 2)腫れ
 3)浮いた感じ
等が出ることがしばしばあります。
通常は1、2週間程で消失致しますが、時に長引くことも有ります。
長引いて消失しないときは、再治療になる事もあります。

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