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2014/01/19
抜歯 治療方法

歯の根元に膿の袋があり抜歯と言われた。治療方法について。

ジョン様60歳女性
先日、以前から時々あった歯の痛みが激痛になり歯科で治療を受けました。

冠をしていた左奥から2番目の歯の根元で膿が癒着しており抜歯して頂きました。

同時に、右一番奥の冠をしている歯の根元にも膿の袋があり治療が必要と言われました。
ただ、レントゲンから診て表面に出ている歯よりも膿の袋の方が大きく、後1〜2ｍｍ程で顎の神経と血管にとどきそうな大きさなので早く抜歯が必要ということでした。

今はまだ自覚症状がないので「抜歯以外に治療方法はないのでしょうか」と尋ねたところ「大きさから言っても抜歯がよいと思います。またインプラントをする選択肢を増やすためでもあります」といわれました。
奥歯抜歯の後はインプラントかそのまま放置のいずれかと言われました。

・抜歯以外の治療の後、最終的にインプラントをすることは出来ないのでしょうか？
今のところ右奥歯は支障がなければそのまま放置を考えていますが大丈夫でしょうか？
左奥はインプラント、ブリッジ、入れ歯のどれかを考えています。

・前回の抜歯と今度行われる抜歯はやはり仕方ないのでしょうか？

宜しくお願い致します。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
大丈夫かどうか、なんていうのはだれにもわかりません。
10年何もないこともあればそれは大丈夫だったということでしょうか？
10年後それが原因で骨折して顎の骨を再建するために全身麻酔での手術をすることになっても大丈夫だったと言えるのでしょうか？

もちろん何事もなく自然に抜けてしまうこともあり得ます。
でも数年後に骨髄炎などのより重篤な状態になってしまうことも考えられます。
そしてそういうことは前触れなしにいきなり起こることも十分考えられるということです。

現時点で大きな病巣があるということであれば、それに対して歯科医師はその病気に対して適切なアドバイスと処置をする必要があります。
それを拒否する権利は確かに患者さん側にありますが、その結果についても患者さんの責任のもとに受け入れる必要があります。

ご自分おひとりで決めることができないということであれば、再度の費用はかかりますが、ほかの歯科医院で診てもらうということも日本の保険では認められています。

よく考えていい選択をしてください。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
○今のところ右奥歯は支障がなければそのまま放置を考えていますが大丈夫でしょうか？

それも一つの手段かと思います。
ただ本来は何かを装着した方がいいとは考えますが。


○前回の抜歯と今度行われる抜歯はやはり仕方ないのでしょうか？

膿の大きさがあまりに大きい場合、根の治療では治らないことが多く止むを得ないと考えます。

船津　三四郎　先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津　三四郎先生
ジョン 様、初めまして。
奥歯の保存が出来るかどうかお悩みの事と拝察申し上げます。

実際にジョン様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、一般的に根管治療で、根尖部の病変が治るかどうかで、保存か抜歯かに分かれるところです。

1度、歯内療法専門医或いは、大学歯学部の歯内療法科で診て頂く事をお勧め致します。

お大事にどうぞ。

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