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インプラント目的で抜歯した所に鈍痛がありますが今後の治療は?

シゲ様66歳男性
こんにちは。

インプラント目的で、右上2番を抜歯しました。
一ヶ月経っても、定期的な鈍痛が続いています。
鈍痛は徐々に軽くなっていますが、消えてはいません。
歯科医院では、まだ、炎症物質(?)が残っている可能性があるが、インプラントの手術の際に除去できるので、問題ないと言われました。

不安なので、他の歯科医院に行ったところ、炎症物質を取るのと、インプラントの手術は別物で、炎症物質を処置してからやらないと、インプラントの固定に問題が出てくると言われました。


質問1.抜歯後、鈍痛が続くうちに、インプラントをしていいものでしょうか?

現歯科医院では、骨も足りないので、手術の際、足しましょうと言われました。

他の歯科医院では、炎症物質を処置してから、2、3ヶ月待って骨ができるまで待ってから手術をしたほうがいいと言われました。

質問2.どちらを選択したら良いのでしょうか?

ちなみに、現医院でのインプラントの経験はあります。
特に問題はありませんでした。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
どちらも正解と言えます。

インプラントを入れるのに抜歯したあとの炎症部分をしっかりと再度取り切れれば問題なくインプラントを埋入して骨補填材で骨も作って治癒をするのを待つか、あらかじめしっかりと炎症部分を取って骨が安定してからインプラントを入れるのかという選択肢です。

先に書いた方法のほうが痛みが残ったり、インプラントがつかなかったりというリスクは高まります。
が、処置の時間としては早く処置が終わりますし、何より処置の回数が少ない分楽かもしれません。
あとの方法は先の方法の逆のメリット、デメリットになります。

先の方法でうまくいけば先の方法のほうがいい方法ということになりますし、先の方法でうまくいかなかった場合にはやはりあとの方法のほうが良かったということになる、、、先の方法がうまくいくかどうかの確率が50%〜85%くらいだとしたらどうしますかということです。

あとは先生のスタイルというかポリシーというか、(もちろん経験量、や技術力にもよりけりです。)でいろいろな選択肢があるということであって、最終的には誰を信頼するのか、ということになってきます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
右上の歯ですが、抜いた原因は炎症や、歯が割れたなどの原因だったのでしょうか。
自覚症状がある場合、極力安全のためインプラントは、行わない方がいいと思われます。(あくまで私見ですが)

あくまで現状を見ますと、きちんと炎症や痛みが取れてからの処置の方が賢明かと思われます。
このような症状がなければ、上記の処置方針でもいいと思います。

1ヶ月このような症状が続く原因は何なのかそちらが知りたいと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
シゲ 様、初めまして。
抜歯後の症状で、ご不安の事と拝察申し上げます。

実際にシゲ様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、一般的に抜歯後1ヶ月を経過しても症状が残る事は、正常治癒ではありません。
可能性として以下の様な場合があります。
1.不良肉芽の残存
2.破折歯根の残存
3.歯槽骨の軽度の骨折
4.骨髄炎の疑い
何れに致しましても、抜歯前の歯の炎症がかなり強かったのではないかと思われます。

> 質問1.抜歯後、鈍痛が続くうちに、インプラントをしていいものでしょうか?

絶対ダメです。


> 質問2.どちらを選択したら良いのでしょうか?

骨が出来てからインプラント手術を行う方法と少し早期に行う方法の2通りがあり、ケースバイケースです。
術者の熟練度によっても異なります。

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