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ご相談

2024/07/06

抜歯治療方法

7番の抜歯後、何もしなくても問題ないですか？

しん様50歳男性

奥歯左下の親知らずが隣の7番にぶつかり、7番が虫歯になっている事が分かりました。
レントゲンで調べたら、神経近くまで虫歯があり、いずれ激痛がくるそうです。
歯科医に尋ねたところ、親知らずを抜いてからでないと、7番は治せないし、うまくいくか分からないと言われ、抜歯をすすめられました。
正直、激痛が続くと仕事ができなくなり、経済的に生活ができなくなるのが理由です。
抜歯後は何もしない予定です。
インプラントは高くてできません。
しかしネット抜歯後でみると、上の歯が落ちてくる、6番が横に倒れる、話しづらくなるとの弊害がありました。
一方なくても問題ないというコメントもありました。
人それぞれだと思うのですが、どちらが正しいか教えて頂きたいです。
年齢は50歳、歯周病も全体的にすすんでいます。
宜しくお願い致します。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

どちらも正しいです。
7番の歯を抜くことも選択肢としてあり得ることですし、それによって6番目の歯、上の歯が動いてしまうことがあるという事も本当です。
（下の6番目の歯が後ろに移動することはあまりありませんが、、、）
では、それがさらに続いて、たとえ上の歯の7番目が伸びてきて最終的に抜歯となったとしましょう。
上下ともに6番目までの歯は削らずに残っているわけです。
それで食べることに支障がないという選択肢もあるという事です。
短縮歯列といいます。

ではそれが嫌ということになると、7番を抜歯して、そのまま8番を移植するか（出来るか出来ないかは別ですが）、8番を矯正で7番目に持ってくるのか、8番も抜いて7番にインプラントをするか、入れ歯を作っていれるかという事になります。
それらの選択肢と比較して短縮歯列とどちらがいいのか、という事を考えてください。
（もちろん7番目の歯を根っこの治療をして残すという事も選択肢としてはあると思います。）