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2012/05/15
抜歯 治療方法

左上の奥から3番目を抜歯した場合その後どんな処置がありますか

にるぎり様41歳女性
まだ抜くと決まった訳ではありませんが、そうなる可能性も高いので相談させてください。


左側上の奥から3番目の歯を抜歯しなければならないかもしれません。

もしそうなった時にはどうすればいいのでしょうか？

インターネットなどで見てみると、義歯かブリッジかインプラントになるそうですが…

ブリッジだと健康な歯を削らなければならないし、インプラントは少し不安な気もしています。

年齢は29才なのですが、どのような選択が良いと思われますか？

吉田　正　先生からの回答

三重県
スバル歯科医院
吉田　正先生
その部位における、インプラントは骨が脆弱（ぜいじゃく）であることが多いので、予後が悪いです。

通常は、ブリッジが安全で確実です。

歯を削ることが、いやならば何もしないことも選択肢となります。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
まだ年齢的に入れ歯はいやですよね。

でも長い目で見ると、年齢的にもブリッジで前後の歯を削ることも大きなリスクとなりますね。

抜かずに何とかする方法として、まだ外科的な療法ということもあり得ます。

もし抜くという場合でも、矯正ということも考える余地があります。

親不知（親知らず）があれば移植という方法も試せるかもしれません。

そしてインプラントという方法もあります。

どの方法が適しているのか、一番よいのか、こればっかりは人それぞれです。

ただ一般的には（言い過ぎかもしれませんが）インプラントのほうがいいような気がします。

玉置　敬一　先生からの回答

玉置　敬一
和歌山県
玉置歯科医院
玉置　敬一先生
にるぎり　様

「抜歯しなければならない」というのは大変なことです。

身体の一部をとるという事は慎重にするべきだと考えます。

お口の中の歯は32本（親知らずまで入れて）ありますが、同じ形の歯は一本もありません。

どれも代わりのない歯なのです。

「その歯は本当に抜歯しなければならないのかどうか」について、その先生によく伺ってください。

できればセカンドオピニオンとして見てくれる先生を探して、どうしても抜かなければならないかどうか、本当に治療ができないかどうかよく納得してから抜くようにしてください。

後の事はそれから考えれば良いことで、いまは残す事に全力を挙げて考えてください。

ブリッジやインプラント、歯科医師は現在の科学で分かる範囲で一生懸命に咀嚼機能を回復するように努力します。

しかし、人間の作る歯は残念ながら神様からもらったご自身の歯に比べると、とても及びがつきません。

ご自身の歯を残す努力をいまなさる事が最善です。

どうしても残らないことが分かった時にもう一度相談してください。

そして、ご自分の他の歯が悪くならないように「予防」をしてくれる歯科医院を探して、いまある歯を大切になさってください。

奥から3番目の歯が残ることを願っています。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
両隣が健康な歯であるならば、多少お金がかかってもいいのであればインプラントが第一選択肢です。

骨がきちんとしていれば、まず失敗はないものと考えますが。

ただ現時点で保険内の治療を望み、将来的にインプラントなどを考えるのであれば義歯もいいと思います。

保険内でかつ着脱式が嫌なのであればブリッジしかないと考えます。

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