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詰め物が大きく神経が死んでしまった。治療は正しかった?

はんぞう様23歳男性
先日、朝起きると急に下の奥歯が少しグラグラしたり噛むと痛かったりしたので、近くの初めて行く歯医者に行くと、その歯は以前別の歯医者で虫歯詰め物をしていた歯だったようで、「この歯の詰め物をいつしたか覚えてますか…?」と歯医者さんに言われました。
突然聞かれたので私は「覚えてないですね…」と答えてしまいましたが、約1年前に通っていた歯医者で虫歯の治療で詰め物をしてもらった箇所でした。
今通っている歯医者さんによると、その歯の詰め物が大きくて神経に当たっていて、歯の神経が死んでいると言われました。
(その歯は今日、今の歯医者さんに通って、死んだ神経を抜いて空洞になったところにまた詰め物をしてもらいました。)

家に帰ってから思い出したのですが、1年前に前の歯医者でその歯に詰め物をしてもらったとき、その後約1週間、1日2度くらい瞬間的な強い痛みがありました。(今思うと神経に詰め物が当たって痛かったのかなと思います。)
明らかに今までと違っていたので、1週間後にその歯医者に行った際に、「その歯がズキズキとかではなく、瞬間的に強く痛むことがある」と伝えましたが、「虫歯治療をしたのでそういうものです」的な返事をされて終わりました。
(今の歯医者さんでは、ほかの歯の詰め物も形が合ってなかったりして、詰め直すことを勧められました。)

質問したいのは、
「1年前の歯医者の虫歯の治療は正しかったのか?」
「1年前の治療のときに歯の神経が死ぬ可能性があると分かっていたのか?」
「別の治療をして歯の神経が死ぬのを避けることはできなかったのか?」
ということです。
長くなってしまいましたが、意見をお聞きしたいです。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> 「1年前の歯医者の虫歯の治療は正しかったのか?」

正しいと思います。


> 「1年前の治療のときに歯の神経が死ぬ可能性があると分かっていたのか?」

歯の神経が死んでしまう可能性は、歯の神経が生きている限りあります。(一見きれいに見える生えたての歯でも中心結節というものから感染したり、矯正によって神経が死んだり、歯ぎしりによって強い力が加わって神経が死んだりと、いろいろな場合があります。)
むし歯の処置が適切であったとしても死んでしまうときには死んでしまいます。
それはむし歯処置のせいではなく、むし歯のせいです。
なぜ神経に近いかもしくは接するくらいの大きな詰め物をしたんでしょう。
健康な歯をあえて削って神経まで達するように削ったんでしょうか?
神経に近いところのむし歯を丁寧にしかもしっかりと取り除く必要があり、そのうえで神経にまで接するくらいのむし歯であったため、そこまでの詰め物になったのではないのですか?
ですから歯の神経が死んでしまった原因はむし歯です。
そこは間違えないようにしてください。


> 「別の治療をして歯の神経が死ぬのを避けることはできなかったのか?」

たらればで行くと、いくらでも避けることができたということは言えるかもしれません。
逆に言うと1年くらいはほぼ何の症状もなく問題なく過ごせたのは、その処置が非常に優秀で、急激な炎症が起きず、激痛に何日も見舞われることもなく、ゆっくりと死んでいったという可能性のほうがもっと高いと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
> 「1年前の歯医者の虫歯の治療は正しかったのか?」

かかりつけの先生の判断ですので、成否は正直わかりません。
ただ、虫歯が深かったことは想像できます。


> 「1年前の治療のときに歯の神経が死ぬ可能性があると分かっていたのか?」

これに関しては、正直わかりません。
ただ、その可能性については説明はします。


> 「別の治療をして歯の神経が死ぬのを避けることはできなかったのか?」

あくまでその時の状況、状態によります。
神経の生死については確定的なことが言えないのが現状です。
上手く持つこともあるのが実情です。

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