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2021/05/08

抜歯をした時、隣の歯の神経が死んでしまうことはある?

のい様29歳女性
去年の12月18日に、マウスピースでの歯列矯正のため抜歯をしました。
その際、抜く歯の隣にある犬歯を支点にして、テコの原理で抜かれました。
抜歯の最中はもちろん、その後も3日ほど犬歯が痛かったです。
そして、最近その犬歯が黒ずんでいることに気づき、歯医者に行くと神経が死んでいるとのことでした。
歯を強くぶつけた記憶もなく、まったく心当たりがないのでびっくりしました。
先生に、マウスピース矯正の影響で神経が死ぬことがあり得るのかを聞くと「歯が黒ずむのは、歯に強い衝撃があってしばらくしてからになるけど、マウスピース矯正をし始めたのは最近でしょ?」と言われました。
マウスピース矯正を開始したのは抜歯をしたすぐ後の12/22です。
4ヶ月以上前ですが、これは最近と言えるのでしょうか?
そのときは、マウスピース矯正しか心当たりがなかったのですが、よくよく思い返せば、抜歯のときの痛みがあったので、これを先生に話した方がいいのか迷っています。(抜歯した先生と死んだ神経の処置をした先生は同じ先生です)
まだ26歳で、笑えば目立つところにある歯なので、なんでこんなことになってしまったのかモヤモヤしてしまいます。
ネットで見る限り、抜歯で隣の歯が痛くなるのはよくあることのようですが、神経が死んでしまうことはあるのでしょうか?
抜歯してくれた先生には相談しづらいので、こちらに投稿させていただきました。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
4番を抜歯してその手前の歯の神経が死んでいたんですね。
実際のところその歯の神経がいつ死んだものなのかということは誰にもわかりませんし、それを探る手段という物もないと思います。
外傷を受けたり何らかの衝撃で歯の神経が死んでしまうというのも、10年20年くらいかけてのこともありますし、その間全く衝撃がなかったとしてもそれを証明することも、今回の抜歯で神経が死んでしまったということを証明することもできないからです。
てこの原理で抜いたということですが、それもどのように実際に力が加わったのかもよくわかりません。
とても残念な結果ということは言えますが、どう頑張ってもその原因をはっきりさせるということはとても難しいと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
矯正治療で神経が死んでしまうことは、残念ながらあることかと思います。
これは致し方ないところがあります。
また抜歯の時の影響も、と思いますが、通常神経が死んでしまうほどの衝撃はあまりないように思えます。

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