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2021/04/13
セラミック 治療方法

セラミックを勧められている。保険で長持ちする物はない？

ケイツン様48歳男性
かなり前に違う歯医者で奥から2番目の歯が虫歯になり神経を取っていて、今現在通っている歯医者さんで銀歯をやめてセラミック？を勧められているのですが、銀歯より長持ちで丈夫の説明を受けましたが、保険の範囲で長持ちする物はないのでしょうか？
銀歯は良くないのでしょうか？
セラミックの金額は全部で11万円くらいと言われましたが、妥当な金額なのでしょうか？

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
かぶせ物の種類についてですね。

> セラミックの金額は全部で11万円くらいと言われましたが、妥当な金額なのでしょうか？

まずこれについてですが、金額は歯科医院によってそれぞれですが、妥当な金額だと思います。


> 今現在通っている歯医者さんで銀歯をやめてセラミック？を勧められているのですが、銀歯より長持ちで丈夫の説明を受けましたが、保険の範囲で長持ちする物はないのでしょうか？
> 銀歯は良くないのでしょうか？

銀歯と保険外のセラミックなどを比較すると、長期的に長持ちしているというデータはやはりセラミックになります。
保険外のほうがより精密な型取りや調整などをすることも関連してると思います。
保険の範囲では銀歯もしくは条件付きでCAD/CAM冠しかありません。
銀歯はよくないのか、、、むし歯を放置しているよりはずっといいでしょうし、昔の既製冠、帯環金属冠などと比較すればずっといいと思います。
要は何と比べていいのか悪いのかということです。
もちろん銀歯の悪い面もあります。
ですがほとんどの患者さんは保険で安いというメリットを優先して銀歯をかぶせる人が多いというのが事実です。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
適合の問題かと思います。
わたしはどちらでもいいと思いますが、要は審美的な問題と一番大事なメンテナンスかと思います。

酒井　信　先生からの回答

酒井　信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井　信先生
金属は腐食があるので、二次齲蝕になり易いという説明は良くされるようです。
長期的に見ればその説明は否定できません。
装着した銀歯そのものはしっかりと厚みが確保されていれば壊れるということはありません。
問題はつなぎ目からの再齲蝕ということになります。

セラミックは再齲蝕にならないかといえば、どれだけしっかり適合の良いものが製作されたか、その後の管理がどれだけしっかりされているかなど、材料だけを問題にできないポイントもあります。
またセラミックは延展性に欠けますので、長期的には噛み合わせの調整をしないと欠ける可能性があります。

それぞれの材料のメリット・デメリットを考慮し、希望するものが残念ながら健康保険内で取り入れられていない物ならば、自費を選択するしかありません。
健康保険での大臼歯の補綴は、形成・型取り・被せ物の医療費等々で２万円程の医療費がかかりますが、窓口負担は給付率にもよりますが、通常その３割となります。
一方自費の場合は、上記の部分全てがご自身のご負担となりますので、割高感はありますね。
その料金設定は、各医院独自のものになりますので、妥当かどうかという質問にはお答えしかねます。

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