みかん 様
う蝕(
虫歯)の感染部分を染めながら治療をしてもらっているのですね。
とても良い先生に診療してもらっていると思います。
レントゲン像と、実際の削った量が違うとのことですが、実際に削った穴の測定はどのようにしたのでしょうか。
舌で触って大きく感じたのでしょうか。
あるいは、術前の
レントゲン像と術後の
レントゲン像で穴の大きさが違ったのでしょうか。
いずれにしても、
レントゲンで見る
う蝕像は透過像で見ます。
染め出し液で細菌を染めるとカルシウムがまだいくらか残っているところでも、
象牙質の中には象牙細管というμ(ミクロン:ほとんどの細菌は約1ミクロンです)単位の細い細い細管がとてもたくさんあり、細菌はこの中にまで入っています。
この象牙細管の中の細菌を全部取るとほとんどのケースは神経の穴の中にまで細菌が入っています。
ある程度のところで細菌を抑える薬と神経を保護する薬を入れて上の
詰め物をするのが普通です。
このように、
レントゲン像と実際の染め出しではサイズは異なるのは普通に考えられます。
レントゲン像だけで、あとは推測で削ることもある治療が多い中で、いちいち染めながら細菌を取ってくれるというのはとても親切な歯科医師だと考えます。
不審の目ではなく「その先生がいかに良心的に治療をしてくれているか」という目で見ると、治療を受けていても安心して治療を受けられると思います。
早く良くなるよう願っています。