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2020/03/07

レントゲンより大きく虫歯を削った。染め出し液は信用できる?

みかん様44歳女性
質問お願いします
今、虫歯が何本かあり治療中です。
この間、虫歯の染め出し液を使用して治療していただいたのですが、レントゲンで見た虫歯の影より大きく削られていました。
この染め出し液は信用できるものなのでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
齲蝕検知液を使ってむし歯を取ったんですね。
とても丁寧な言い治療をされているようですね。
レントゲンよりも正確です。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
虫歯エナメル質象牙質の細菌感染です。
感染が進み脱灰が進んで崩れたり、軟らかくなって初めてレントゲンで診断が付くレベルになります。
レントゲンで黒く写っているところはもちろんですが、細菌が侵入している部分は削り落とさなければ更に進行することになります。
この細菌感染している部分を染め出す赤い液が「齲蝕検知液」です。
私は、齲蝕検知液を使用しない虫歯の処置はあり得ないと思っています。

玉置 敬一 先生からの回答

玉置 敬一
和歌山県
玉置歯科医院
玉置 敬一先生
みかん 様

う蝕虫歯)の感染部分を染めながら治療をしてもらっているのですね。
とても良い先生に診療してもらっていると思います。
レントゲン像と、実際の削った量が違うとのことですが、実際に削った穴の測定はどのようにしたのでしょうか。
舌で触って大きく感じたのでしょうか。
あるいは、術前のレントゲン像と術後のレントゲン像で穴の大きさが違ったのでしょうか。
いずれにしても、レントゲンで見るう蝕像は透過像で見ます。
染め出し液で細菌を染めるとカルシウムがまだいくらか残っているところでも、象牙質の中には象牙細管というμ(ミクロン:ほとんどの細菌は約1ミクロンです)単位の細い細い細管がとてもたくさんあり、細菌はこの中にまで入っています。
この象牙細管の中の細菌を全部取るとほとんどのケースは神経の穴の中にまで細菌が入っています。
ある程度のところで細菌を抑える薬と神経を保護する薬を入れて上の詰め物をするのが普通です。

このように、レントゲン像と実際の染め出しではサイズは異なるのは普通に考えられます。
レントゲン像だけで、あとは推測で削ることもある治療が多い中で、いちいち染めながら細菌を取ってくれるというのはとても親切な歯科医師だと考えます。
不審の目ではなく「その先生がいかに良心的に治療をしてくれているか」という目で見ると、治療を受けていても安心して治療を受けられると思います。
早く良くなるよう願っています。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
はい、場合によってはあると考えます。
あくまでレントゲン画像ですので、実際とは違うことが当たり前です。

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