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2019/06/28
予防 その他

70歳の父の歯をこれ以上悪くしたくない。年齢的に仕方ない？

キタキツネ様30歳女性
よろしくお願い致します。
父70歳の歯の治療についてです。
10年近く、月1で同じ歯科医院さんに通っています。
子供の頃から虫歯があり、銀歯でした。
大人になってからも虫歯や歯周病で歯が悪くなり数年に1本の頻度で歯を抜いています。
2年前に奥歯を、3か月前は歯の根元が歯周病になってしまったとのことで抜きました。

現在、自分の歯は22本でそれ以外は隣の歯にフックでひっかけて使う部分義歯です。
そして今月、フックをひっかけた部分が虫歯になってしまい削りました。
歯の神経に近い所まで虫歯になっていたため、これから治療した所には金属をかぶせ、義歯は合わなくなるため作り変えるとのことです。
毎食後に義歯を取り外してフロスを使い丁寧に歯を磨いていて月1(時々2週間に1度)で健診もしています。
気を付けているのにもかかわらず、最近抜いたり削る治療の間隔が短くじわじわ歯が無くなっていくので近いうちに歯が全部無くなってしまうことになるのではないかと不安に思います。

■年齢的に仕方のないことなのでしょうか？
■いずれは総入れ歯になってしまうとしても進行を遅らせる方法はないのでしょうか？
■マウスウォッシュや歯磨き粉はほとんど使わないのですが、虫歯や歯周病予防のために積極的に使った方が良いのでしょうか？

回答いただけると幸いです。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
> ■年齢的に仕方のないことなのでしょうか？
> ■いずれは総入れ歯になってしまうとしても進行を遅らせる方法はないのでしょうか？

歯周病のリスクと虫歯のリスクが同等に高いような感じです。
現状のままいく必要があります。


> ■マウスウォッシュや歯磨き粉はほとんど使わないのですが、虫歯や歯周病予防のために積極的に使った方が良いのでしょうか？

フッ化物の使用が必須です。
今は1450ppmとかかれた歯みがき粉が有用です。
かつ、就寝時前の歯磨きですか、イエテボリ法を励行しましょう。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
世界保健機構でもむし歯に効果があるのはフッ素ということが認められています。
また根っこが見えてくるとむし歯にもなりやすいのでフッ素は積極的に応用したほうが良いです。
サホライドというむし歯の進行抑制剤があるのですが、そういうものを使うとかなりむし歯は防げます。（ただしむし歯は真っ黒になってしまいますから、何でもというわけではないです。）

年齢に関してですが、やはり唾液の量が減少してくることによってむし歯、歯周病になりやすくなります。
これはなかなか対処が難しいです。

酒井　信　先生からの回答

酒井　信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井　信先生
歳と共に歯肉の退縮がありますので、歯根の露出により隙間が大きくなってきます。
エナメル質の無い歯根は齲蝕に対して抵抗力が低いので、どうしても虫歯になり易くなります。
入れ歯の爪が掛かる歯は特に汚れやすくなりますね。
歯ブラシだけの歯磨きでは磨き残しが多くなりがちです。
歯間ブラシを是非使って頂いてください。
就寝前にはマウスウォッシュの使用もお勧めです。

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