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神経を抜いた後の歯の変色は高確率で起こるものですか?

サンタ様28歳女性
以前倒れた衝撃で損傷を受けた歯が、冷たいものや空気でしみて一度しみると数十秒はじーんとしていました。
それを先週歯医者で話していて、昨日行った時も全く症状が変わってないことを伝えると、さすがにしみる時間が長すぎるから、じゃあもう来週までに変化がなかったら神経を取ってしまおうかと言われました。

しみはするけど激痛が走るわけでもないし、何もしていなければ痛くないのに神経を抜いてしまうという事にまだ納得ができないです。
歯を抜くわけじゃないから見た目は変わらないと聞きましたが、ネットでいろいろ調べると神経を抜いたら歯が変色しやすくなるというのを見かけます。
前歯の隣の歯なので変色は気になってしまうし、そのせいで結局歯もいずれ取らなきゃいけなくなってしまうなら正直神経は取りたくないです。

神経を抜いたあとの変色は高確率で起きますか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
神経が痛んでいるけれども神経を取りたくないということですね。
もちろんその選択肢は可能です。

歯の色が変わるというのは歯の中の歯髄という組織が死んでしまい、そこにもともと流れていた血液が凝固して黒く見えるというのが歯をすかして見えるので、黒く見えてくるんです。
ですから丁寧に神経を取り血液を残さないように処置をすればきれいな色のまま歯を残すことができます。
黒い色というのは血液がたとえば紙の上に落ちて固まると黒く見えますよね。
あの色です。

そして神経を残すという選択肢ですが、いくら神経を温存したいと望んでも神経(歯髄組織)が死んでしまうことはあり得ます。
ゆっくり死んでいって痛みのない場合もありますし、激痛になって神経を取らないといけないという場合もあります。
もちろんそのまま死なないという可能性もあります。
そして神経が死んでしまった場合にはやはりだんだん歯の変色が起きてきます。
さっきの血液の凝固の性です。
そしてその色は歯にだんだんしみこんでいって、色を取ることも困難になってきます。

その先生が神経を取った後、被せるという方針ではないのであれば、あまり痛みを我慢することのメリットは少ないと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
本来であれば、きちんと治療すると変色の可能性は低いはずです。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
神経をとる処置をしたときにしっかり止血しておけば、ある程度の変色は抑えることができますが、徐々にではありますが、透明感は無くなってくるでしょう。

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