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ご相談

子供の歯にあった結節の治療方法について疑問があります。

なるなる様55歳女性
13歳の娘の右下4番目に結節がありました。
矯正に通っている時に見つかり、折れないように周りを埋めてもらいました。
その歯がしみてきたようで歯医者さんで診てもらいました。
2回ほどしみ止めを塗ってもらいましたが効果がなく、樹脂か何かを貼ってもらったようですが、直ぐにとれてしまいました。
その後、麻酔して削ってコーティングしたようなのですが、冷たい物しかしみなかったのが、熱いものまでしみるようになり、歯を見た所、結節部分が見えなくなっていました。
おかしいと思い、他の歯医者さんで見てもらいレントゲン写真を確認した所、結節のあった歯の部分が神経の近くまで何かを詰めたように写っていて、炎症を起こしていたら神経を抜かないといけないと言われました。
神経がまだ完成していないので、問題がなければこのままのほうがいいと言われましたが、虫歯も治療してもしみが治まらないので、結節の歯が問題だということはわかりました。
治療した歯医者に電話で確認した所、結節部分が摩耗していたので削ってコーティング、他の部分もしみていたので一層削ってコーティングしたと言われました。
子どもが治療から戻って来た際に、痛くなったら治療するのでと、言われたことにも疑問があります。

結節部分は、神経がすぐの所まできているので削ることは考えられないのですが、医療ミスではないでしょうか?
しみるのは歯と歯茎の境目と説明を受けましたが、違う歯医者さんで見てもらったときは、その部分はしみなかったようで、しみるのは噛み合わせが悪く、矯正しかないと言われました。
この言葉にも疑問があります。

神経が心配なので根管治療専門医できちんと診断してもらう予定ですが、神経を抜く必要があるのか心配です。
どうか、アドバイスをお願いします。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
中心結節の処置ですが、少しずつ削る方法もあります。
第二象牙質を作る為に。
基本的には、折れてから来院することが多い、そんな実感があります。
感染がなければ経過観察も一つの治療方法かと思います。
ですので、なんらかの症状が出た場合、受診されるのが賢明かと思います。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
中心結節があったんですね。

中心結節は意外と厄介なもので決まった治療方法があるわけではありません。
いろいろな方法を試してみて駄目だったら神経が死んでしまうというもので、決して医療ミスということにはならないと思います。
うまくすれば神経をたすけることができるが、うまくいかない場合も多い、ということです。

神経がすぐ下に来ているのに削ったということですが、削らずにその上に何か物を置いてもすぐにかみ合わせによって取れてしまったり、それよりもそこしか当たらなくなってしまって噛むこともできなくなってしまいます。
そちらのほうがより大きな問題です。

神経が少し出てでも削ってそこを埋めるというのは苦肉の策です。
もし私のところに100パーセント神経をとらないで処置をしてくれと来られたら、私の手には負えないので処置できません、とお断りすることになると思います。
(医療に絶対はありません。)

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
中心結節は折れやすく、折れた部分に歯髄との連絡ができてしまうと歯根完成前に歯髄が感染するという不幸な過程をたどることがあります。

その様なケースの時は感染歯髄のみ丁寧に取り除き、正常な部分は除去せずにお薬を歯根内に置いて根管の完成を阻害しない治療法があります。

専門医に相談してみてください。

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