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2024/07/04
小児歯科 治療疑問

エナメル質形成不全の6歳臼歯を削って埋める治療をすることはありますか？

カスタード様38歳女性
6歳臼歯のエナメル質形成不全の歯に小さな穴があり、小さく削って埋めたのが取れてしまったので、大きめに削って埋める処置をしましょうとなりました。
しかし、生えかけ6歳臼歯を積極的に削って治療するのは良くないとの意見を見かけて後悔しています。(まだ表面もしっかり硬貨してなく、これからどのように生えるか分からないから)
削った部分も見たのですが想定外に広範囲だった事にもびっくりし、虫歯な訳ではないのに歯を削る決断をすぐしてしまった事にも申し訳なく感じています。

6歳臼歯が生えかけの状態でエナメル質形成不全の治療で広範囲を削って埋める処置は、場合によってはある事なのでしょうか？
今回コンポジットレジンで埋めていると思うのですが、コンポジットレジンは2次虫歯になりやすいと聞いた事があります。
このような治療をした歯でもきちんとケアをしていれば神経を取るなどの処置をする事などなく、70年先でもしっかり持つ歯でいられるのでしょうか？
もし自費診療の素材の方が良いのであれば、ぜひしたいと思っています。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
正直なところですが、処置をする、処置をしない、どちらもその先生の考え方になると思います。
大事なところは、定期的にケアをする事、フッ化物を上手に使うこと等になると思います。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
> 6歳臼歯が生えかけの状態でエナメル質形成不全の治療で広範囲を削って埋める処置は、場合によってはある事なのでしょうか？

あると思います。
その先生が一番いいと思う方法で行ったんだと思います。


> 今回コンポジットレジンで埋めていると思うのですが、コンポジットレジンは2次虫歯になりやすいと聞いた事があります。

どのような材料でも絶対に2次カリエスにならないというものはありません。
グラスアイオノマーであればむし歯にはなりにくいかもしれませんが、強度的に不安です。
金属でもそのヘリからむし歯になることもありますし、審美的にもよくありません。


> このような治療をした歯でもきちんとケアをしていれば神経を取るなどの処置をする事などなく、70年先でもしっかり持つ歯でいられるのでしょうか？

絶対に持たないということも言えませんし、持つとも言えません。
もともとエナメル質形成不全であったのですから、その時点でその歯が70年先持つのかといわれれば、それよりは今回の処置をしたほうがより長持ちするだろうということは言えると思います。


> もし自費診療の素材の方が良いのであれば、ぜひしたいと思っています。

セラミックはその強度を確保するために、より歯を削らないといけません。
材質がよければすべていいというわけではありません。
現時点ではレジンが一番いい材料だと思います。

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