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ご相談

顔が歪んで下顎がずれている。どうすれば改善できますか?

みゆ様28歳女性
右側の耳の横が動いておそらく顎関節症だと思います。
全体的に顔も歪んでいて口角が左右で上がり方が違うことで悩んでます。
下顎のずれは左側に向かっているのですが、どうすれば改善できますか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
どうすれば改善できるのか、それが今の症状からだけで判断できるのであれば歯科医師も苦労しなくて済みます。
様々な原因について検討してそれに対して処置を行ってみてその反応をみて、そしてうまくすればそれで治っていくというのが病気です。
まずは顎関節症に詳しい先生を探してしっかり見てもらって、その上で対策を考えてもらいましょう。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
どこがどのくらいずれているのか矯正医に分析して頂くとよいでしょう。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
難しいところです。
大学病院口腔外科や顎関節症に詳しい先生に相談されるのがいいと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
みゆ 様、初めまして。
顔の歪み、顎のずれが気になる事と拝察申し上げます。

実際にみゆ様の口腔内やレントゲン等を拝見致しておりませんので、顎関節症かどうか、確定的な事は申し上げられませんが、顔の歪み、顎のずれ、顎関節症の症状の原因、要因として以下の様な事項が考えられます。

1.態癖
 睡眠態癖(うつ伏せ寝、手を添えて横向寝等)
 片手頬杖
 両手頬杖
2.夜間就寝時の歯ぎしり
3.噛み締め癖
4.TCH
5.歯の欠損の放置
6.咬み合わせ過蓋咬合開咬
7.不良補綴物
8.片咬み
9.職業病(辛い姿勢を長時間強いられる)
10. ストレス
等があります。

一般的に顎関節症の症状が発現した場合は、以下の様な診査・検査を行います。
1.歯型
2.口腔内の咬み合わせの写真
3.顔面、全身の姿勢の写真
4.レントゲン診査
 パノラマX線写真、顎関節規格写真
 (必要な場合は、頭部X線規格写真の正面・側面)
5.必要な場合は、顎機能運動検査
6.問診票
7.態癖のチェック
8.歯ぎしり、噛み締め癖、TCHの診査
9.口腔周囲筋の診査

これらの診査・検査を基に分析・診断・治療方針・治療計画を立てます。

治療方針、治療方法は
1.咬み合わせに問題が無い場合
 噛み締め癖、TCH等があれば、その対応
2.下顎位に問題が有れば、
 下顎位の是正
3.咬み合わせに問題があれば
 1)リシェーピング
 2)補綴
 3)矯正
等の方法がとられます。
従いまして、いきなり歯を削る事はありません。(いきなり歯を削るのは禁忌です。)

顎関節症に造詣が深い先生に診ていただくか、矯正歯科できちんとした精密検査を受けられるかをお勧め致します。

一口に矯正歯科といっても、その実態は様々ですので、矯正歯科を選ぶ1つの選択肢としまして、下記の基準を御紹介致します。
1.日本成人矯正歯科学会認定医
2.日本矯正歯科学会認定医
3.日本臨床矯正歯科医会会員
4.自立支援法(育成・更生医療)指定医療機関

1〜4のどれかを標榜している医療機関は、一定水準以上のレベルの施設です。
ホームページ等で調べる事が出来ます。

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